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過去記事です。

核種による被曝の影響が全く異なるという驚きの論文があったので紹介です!


「調査報告 チェルノブイリ被害の全貌」に紹介されていた論文で、管理人が全く知らなかった驚きのデータがあったので、一部を紹介します。


調査報告 チェルノブイリ被害の全貌




汚染地域では女子の思春期発来が遅く、女性の月経周期が乱れた(Vovk and Mysurgyna,1994;Babich and Lypchanskaya,1994)。ストロンチウム90「Sr-90]とプルトニウム「Pu]に汚染された地域では、思春期の発来が男子で2年、女子では1年遅れた。一方、セシウム137汚染された地域では性的発達の早発が見られた(Paramonova and Nedvetskaya,1993)
「調査報告 チェルノブイリ被害の全貌」


被曝と一括りに語ってしまうとこういう違いを見えなくさせてしまうこともあります。
体内に入った核種によって被曝の影響が変わるということは知りませんでした。「調査報告 チェルノブイリ被害の全貌」の中に、核種の違いによって異なる影響を書いたものはたぶんこれだけだと思います(管理人が読み落としているかもしれません)。

しかし、チェルノブイリ原発事故の影響もまだまだ続いていますし、これからも続くでしょう。これだけのきちんとした報告書はなかなかありません。ぜひ、手にとって読見ましょう!!



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