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過去記事です。

チェルノブイリ原発事故から16年たっても食べ物の危険性は変わらない。むしろ悪化しているかもしれません。

「チェルノブイリ原発事故がもたらしたこれだけの人体被害: 科学的データは何を示している」より抜粋


2002年のヨーロッパ委員会の調査では、ドイツ、イタリア、スウェーデン、フィンランド、リトアニア、ポーランドの地域では、イノシシや鹿などの野生動物、野生のキノコ類とベリー類、湖で捕れた肉食の魚には1キログラムあたり、数千ベクレルを超える高い数値のセシウム137の汚染が確認されている。


チェルノブイリ原発事故がもたらしたこれだけの人体被害: 科学的データは何を示している
チェルノブイリ原発事故がもたらしたこれだけの人体被害: 科学的データは何を示している
IPPNW(核戦争防止国際医師会議)ドイツ支部 [著]
松崎道幸[監訳]
矢ヶ﨑克馬[解題]


2002年ということはチェルノブイリ原発事故の16年後の調査ということ。

この調査でわかったことは、ベラルーシやウクライナ・ロシアから離れている国で、比較的放射性物質の降下が少なかった地域で生体濃縮が起きているという事実です。16年たっても全く予断を許さない状況が続いているということがわかる部分を転載しました。




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