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過去記事です。

2012年に入ってから、連続してのアメリカ原発事故。

米の原発が緊急停止 外部電源喪失

米イリノイ州北部にあるバイロン原子力発電所で30日、2基ある原子炉のうち1基につながる外部電源が失われたため、炉が緊急停止した。AP通信が報じた。米原子力規制委員会(NRC)などが原因を調べている。





外部電源の喪失後、ディーゼル予備電源が作動。炉の圧力を下げるため、低レベル放射性物質を含む蒸気を大気中に放出したが、NRC当局者らによると、原発作業員や周辺住民の健康に影響しないレベルという。残る1基は稼働している。

バイロン原発は、シカゴの西約150キロに位置する。(共同)

[2012年1月31日9時31分]

イリノイ


北海道新聞によれば、放出された放射性物質の中に「放射性トリチウム」が含まれている、とされています。※1




米・カリフォルニア南部の原発で放射能漏れ

アメリカ・カリフォルニア州南部にあるサンオノフレ原子力発電所が、放射能漏れを起こしました。
フランス通信の報道によりますと、カリフォルニア州南部の都市サンディエゴの近郊にある、サンオノフレ原発が1日水曜、放射能漏れを起こし、運転を停止したということです。
アメリカの国家原子力安全保障局は、この原発に隣接する建物に放射能が漏れた原因として、この原発の原子炉の1つが稼動しなくなったことを挙げています。
また、今回の放射能漏れの量は、一般に被害を及ぼすほどのものではない、と発表しています。
さらに、NRC・アメリカ原子力規制委員会も、サンオノフレ原発事故の発生を認めています。
アメリカ原子力規制委員会の報道官は、「放射性物質が格納されていた建物の安全設備が十分でなかったため、少量のこの物質が外部に漏れた可能性が考えられる」と語っています。
また、「サンオノフレ原発が放射能漏れを起こした主な原因については、現在調査中である」としました。
また、アメリカ・イリノイ州シカゴ北部にある、バイロン原発の原子炉2号機が30日月曜午前10時に緊急停止しています。

us nuc20



また、時事ドットコムでは、微量の放射性物質が大気中に漏れた可能性がある、としている。※2






原発内プールに転落 米加州で作業員 放射性物質含んだ冷却水

燃料交換のため停止している米カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発2号機で、作業員が原子炉内を循環する冷却水が入ったプールに転落していたことが3日、分かった。AP通信が報じた。同原発では水漏れなどトラブルが続いている。

作業員は1月27日、作業中にバランスを崩してプールに落ちた。プールには放射性物質を含んだ冷却水が入っていた。ただ、既に燃料を取り除いており、冷却水には汚染されていない水を加えてあったことから、冷却水の放射線量は低く、1回の胸部エックス線検査よりもわずかに多い線量の被ばくで済んだという。

同原発では、1月31日に3号機の配管で水漏れが発生し、緊急停止した。その後も、2号機で多数の配管から「異常な」摩耗が見つかるなどトラブルが相次いでいる。(共同)





※1
放射性トリチウム=水素の放射性同位体(記号Tで表わす)。天然に存在する人工放射能の一つ。大気中の窒素・酸素と宇宙線の反応で生成し、地球上の天然でつくられる分の存在量は96京ベクレル (9.6×1017Bq) と推定されている。現在の降雨中の濃度は1~3ベクレル/リットルであるが、核兵器爆発の前は0.2~1ベクレル/リットルであった。(原子力資料情報室)トリチウムの恐ろしさは、体内に取り込むと、体は「水」と判断し、対外に排出されず、細胞内にまで入り込みDNAを破壊するところです。

※2
微量という表現は、何を持って微量なのか。数値が出ていないのに、こういう表現を使って、事故を小さく見せています。




アメリカの原発が今年に入って、2度も事故を起こしました。しかも、大地震など起きていません。それでも、原発は要りますか?





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