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過去記事です。

浜岡原発5号機の原子炉に海水→廃炉か

中部電力浜岡原発5号機(Wikipediaより)

5号機改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)2005年1月18日138万kW
2011年5月14日より運転停止中


昨年5月14日に停止した際に事故が起きた模様。



浜岡5号機の安全調査開始 保安院、海水流入問題で(朝日新聞デジタル)


昨年5月、タービンを回した後の蒸気を水に戻す復水器で配管が破損して冷却用の海水約400トンが原子炉や復水貯蔵槽に流れ込んだ。(朝日新聞デジタル)





タービンを回し終えた蒸気を冷却して水に戻す復水器の細管43本が損傷し、海水約400トンが流入。うち5トンは圧力容器に達したと推定される。(時事ドットコム)


流入量の詳細。5トンが圧力容器内に入ってしまっているということ。相当な量です!



中部電力の調査で原子炉内の機器にさびや腐食があるほか、復水貯蔵槽の内側40カ所で金属板を貫通する穴が見つかった。水の塩分除去を進めるとともに、拭き取りや部品交換をする。(朝日新聞デジタル)

ふき取りや部品交換で塩分除去が100%できるのか。また、圧力容器内はどうするのでしょうか?



保安院は、原子炉や配管など広範囲の設備が海水に浸った点を重視。



原子炉が海水につかると稼働ができなくなる。昨年の福島第一原発の事故でも、東電が非常に迷った選択だったと記憶しています。



保安院によると、これだけ大規模で広範囲に原子炉へ海水が流入した事例は海外にもないという。保安院は8月中に中間的な検証結果をまとめ、9月にも発足する原子力規制委員会に引き継ぐ。(朝日新聞デジタル)


保安院はすぐに結論を出さず、次の原子力規制委員会に引き継いでしまうんですね。



中部電力の発表!

中部電力ーPDFのおいてあるページはこちら

海水のことが書いていないのであるが、中電はさりげなく発表していた!!

私は原子炉の構造はわかりませんので、これで間違っていないか教えていただけると幸いです。

原子炉に海水が入ると腐食が促進され、今後稼働することは非常に難しくなるはずです。しかし、長期間にわたり調査をするようです。2005年の若い原発なので、中部電力にとってぜひ動かしたい原発であることは確かでしょう。これでも再稼働とするのであれば、非常に恐ろしいことです。今後も注目!!








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