ヒラメの出荷制限解除 日立の川尻沖以南 (茨城新聞)
政府は30日、日立市川尻沖(北緯36度38分)以南の本県海域のヒラメについて、原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限を解除した。漁業者は出荷管理を徹底し、川尻沖以南でヒラメの操業を再開する。同以北は引き続き出荷制限される。 |
ヒラメは4月17日から出荷停止。今回の解除は、同7日から8月8日の間に採取し、検査した計69検体の放射性セシウム値は1キログラム当たり平均24ベクレルで、全て基準値(同100ベクレル)以下となり、低下傾向を示したためという。 |
漁業者らは、操業海域を漁協に届けるなど出荷管理を徹底する。県は、出荷制限が解除された海域を3分割し、従来以上の放射性物質検査を実施する。 |
ヒラメの2010年漁獲量(380トン)は全国4位。「県の魚」に指定される主要魚種の一つ。茨城沿海地区漁業協同組合連合会の小野勲会長は「部分的ではあるが、待ちに待った解除。頑張ってヒラメを取り、茨城のヒラメは安全・安心だとPRしたい」と話した。 |
茨城県は大好きですし、応援したいです。しかし、何の根拠もなしにこういう発言をされると商品は余計買えなくなります。
こういうとんでもない条件で、出荷制限を解除する例が出てきてますが、海産物はこれからだと思います。いまだに、事故は終息せず、モクモク毎日フレッシュな放射性物質は大気に出ています。全体量として放射性物質は増えて続けているのです。そして、生体濃縮は進んでいきます。それなのに、低下傾向というのはおかしなことなのです。