いじめの被害者に退学を迫る宮城県仙台市の高校。自主退学の要請は軽率だったと認める
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仙台の高2根性焼き・いじめ被害。加害した生徒を必死に守る学校。
学校側、被害生徒に謝罪=自主退学要請「軽率だった」―いじめ問題で・仙台私立高(時事通信)
仙台市内の私立高校の男子生徒(16)が「根性焼き」と称し、同級生らに腕にたばこの火を押し付けられるなどのいじめを受けた上、学校側に自主退学を求められていた問題で、学校側が15日に生徒と両親に謝罪していたことが17日、分かった。 |
根性焼きは「いじめ」 学校認め、生徒側に謝罪 仙台私立高(河北新報社)
仙台市内の私立高2年の男子生徒(16)が同級生らからいじめを受けたと訴えている問題で、たばこの火を左腕に22回押し付けられたとされる「根性焼き」について学校側がいじめと認め、生徒側に謝罪していたことが17日、生徒側への取材で分かった。 保護者によると、15日夜、教頭ら2人が生徒の自宅を訪れ、同校の再調査委員会の結果を伝えた。同級生男子=自主退学=から5月に受けたとされる根性焼きについて「合意があったかどうかは分からないが、22個も付けるのは常識では考えられない」と、いじめと認めた理由を説明した。 根性焼きについて、学校側は当初、「両者の合意があったようだ」などの理由でいじめと認めていなかった。 学校側は「根性焼きの痕が他の生徒に動揺を与える」と被害生徒に自主退学を勧め、受け入れない場合は退学処分にする方針を示していたが、その対応を「十分な検討をせず、軽率だった」と謝罪。退学処分を取り消す方針も伝えた。 生徒は現在、登校を見合わせ、自宅学習をしている。母親は「時間がかかったが、主張が受け入れられ、ほっとした」と話し、男子生徒は「形だけの謝罪にも思えるが、認められて少し安心した」と述べた。 生徒側は8月6日、県警に被害届を出した。根性焼きをしたとされる元生徒の弁護人は同月20日、「根性焼きは無理やりしたものではない」とする意見書を公開し、県警に郵送した。 |
(学校側) 退学を求めたのは、男子生徒が根性焼きを積極的に見せているのを多数の生徒が目撃しているからだとした。(J-CASTニュース ) 男子生徒がほかの生徒にやけどの跡を見せて恐怖心を与え混乱させたとして、退学を求めた。 (生徒側) 根性焼きの跡については、同級生がケータイで撮ってほかの生徒らに見せたりネット上に載せたりしており、「見せてやれ」と言われて見せたことが1回あるだけだとした。 |
幸い命は失われていない今回のいじめ。しかし、根性焼きの痕と心の傷は消えません。そのような傷を作らないために、今回の事件を反省し、今後の予防策などに応用していって欲しいです。。。
しかし、渦中の高校のホームページには一切何も載っていません。