18歳以下1人が甲状腺がん 福島健康調査8万人分析(中国新聞)
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東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が11日開かれ、事故発生当時18歳以下を対象とした甲状腺検査について、1人が甲状腺がんと報告された。 |
甲状腺検査の対象は約36万人で、これまで結果が判明したのは約8万人。 |
福島県立医大の鈴木真一(すずき・しんいち)教授は「チェルノブイリでも甲状腺がんは(発生まで)最短4年。福島では広島、長崎のような外部被ばくや、チェルノブイリのような内部被ばくも起きていない」と述べ、放射線の影響を否定した。 |
甲状腺がんの発生まで最短で4年というのは、簡単にいえないのが以下のグラフから。
1986年 1人 ←1986年4月26日チェルノブイリ事故
1987年 4人
1988年 3人
1989年 5人
1990年15人
爆発的に増えたのが事故発生後5年目になってからです。しかし、よく見ると翌年から増えているのが分かります。これをどうとらえているのかをお聞きしたいです。