昨日は、気温は夏日、そして、ものすご煙霧(ニュースではこういう表現、初めて聞きました)でした。黄砂・スギ花粉・PM2.5、そして放射性物質。当然、震災がれきの焼却も一役買ってることでしょう。
では、東京都二十三区清掃一部事務組合発表の3月第2週の焼却状況です。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kanri/haiki/kumiai/oshirase/documents/25-3keikaku.pdf
数値をテキスト化します。
受け入れ計画表には平均日量とあります。表に出ている数値は1日に受け入れる量です。そして、災害廃棄物の受け入れは月曜日から土曜日までの6日間。祝日も休みなしです。なので、表にある数値を6倍した数が1週間の受け入れ量になります。
(平均日量) (1週間受け入れ量)
新江東清掃工場 20トン → 120トン
足立清掃工場 16トン → 96トン
目黒清掃工場 8トン → 48トン
有明清掃工場 16トン → 96トン
港清掃工場 24トン → 144トン
豊島清掃工場 8トン → 48トン
中央清掃工場 16トン → 96トン
板橋清掃工場 16トン → 96トン
品川清掃工場 24トン → 144トン
葛飾清掃工場 12トン → 72トン
計960トン
昨日の煙霧。黄砂・スギ花粉・PM2.5・放射性物質が含まれています。
本日は東日本大震災から2年目。
2年が経つのに、未だに仮設住宅で暮らしている方もいます。
復興がほとんど進まず、国や政府は復興復興と言いながら、がれきを金に変える錬金術を披露し、がれき焼却を進めました。
震災がれき焼却の住民説明会で、放射性物質は99.9%バグフィルターで捕獲しますとか、アスベストは現地で手選別しているから絶対大丈夫です、と説明を受けました。
しかし、説明会に参加した多くの人は、放射性物質は漏れるし、アスベストも大気に放出するだろうと思っていました。
案の定、放射性物質もアスベストも漏らしました。
そこで、東京都や東京都二十三区清掃一部事務組合にそのことを伝えても、何くわぬ顔で、説明をはぐらかし、「基準値以下だから大丈夫です」としか言わないのです。
今月をもって、東京都二十三区清掃一部事務組合での焼却は終了します。
ただ、バンカといわれる部分には残っているので、しばし警戒は必要です。
そして、今後は民間による混合廃棄物の処理に目を向けなくてはいけないでしょう。
※
この震災がれきの件で、富山市の富山地区広域事務組合が、震災がれき焼却灰の埋立に反対した市民を告訴しました。富山地区広域事務組合の理事長は富山市長である森雅志という人物。実質的に、富山市長が市民を訴えるという形になっています。
こういった事実を知っていただければと思います。
富山地区広域事務組合が震災がれき焼却後の焼却灰埋め立てに反対した市民を告訴!!
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