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過去記事です。

遺伝子組み換えの作物はどんなものがあるのか。


遺伝子組み換えの作物の種類はどれだけあるのでしょうか。
大豆やトウモロコシは知っていたけど、他はどうなのか。実は知らないので少し調べました。




とうもろこし畑
画像はイメージです


http://www.monsanto.co.jp/data/knowledge/knowledge3.html
まずは日本モンサント株式会社の遺伝子組み換え作物の基礎知識の中の
3.遺伝子作物の種類より


作物の種類では大豆、トウモロコシ、ナタネなどが多くを占めています。このほかウイルス抵抗性のパパイヤなども実用化されています。


大豆とトウモロコシ、ナタネ、パパイヤと記述があります。
モンサントのページなので、間違いないだろうと思ったけど、ソースが1つだと情報が偏るのでもうちょっと調べました。


http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/dl/h22-00.pdf
厚生労働省の「遺伝子組み換えの安全性について」という資料
この中に遺伝子組み換え作物の種類がありました。

遺伝子組み換え作物
大豆・じゃがいも・なたね・とうもろこし・わた・てんさい(砂糖大根)・アルファルファ・パパイヤ

遺伝子組み換え添加物
キモシン・α-アミラーゼ・リパーゼ・プルラナーゼ・リボフラビン・グルコアミラーゼ・α-グルコシルトランスフェラーゼ



本当に不勉強でした。
これだけの作物があることは正直知りませんでした。
知ることは大切だと痛感しました。


さて、現在、世界でどれくらい遺伝子組み換え作物が生産されているのか。
再び日本モンサント株式会社のページを見ます。

http://www.monsanto.co.jp/data/countries.html


順位
国 名
栽培面積(100万ha)
栽培の傾向
アメリカ*69.0トウモロコシ、大豆、ナタネ、ワタ、ズッキーニ、パパイヤ、ジャガイモ、テンサイ、アルファルファ
ブラジル*30.3大豆、ワタ、トウモロコシ
アルゼンチン*23.7大豆、ワタ、トウモロコシ
インド*10.6ワタ
カナダ*10.4ナタネ、トウモロコシ、大豆、テンサイ
中国*3.9ワタ、ポプラ、パパイヤ、ピーマン、トマト
パラグアイ*2.8大豆
パキスタン*2.6ワタ
南アフリカ*2.3ワタ、トウモロコシ、大豆
10ウルグアイ*1.3大豆、トウモロコシ
11ボリビア*0.9大豆
12オーストラリア*0.7ワタ、ナタネ、カーネーション
13フィリピン*0.6トウモロコシ
14ミャンマー*0.3ワタ
15ブルキナファソ*0.3トウモロコシ
16メキシコ*0.2ワタ、大豆
17スペイン*0.1トウモロコシ
18コロンビア*<0.1ワタ
19チリ*<0.1トウモロコシ、ナタネ、大豆
20ホンジュラス<0.1トウモロコシ
21ポルトガル<0.1トウモロコシ
22チェコ共和国<0.1トウモロコシ
23ポーランド<0.1トウモロコシ
24エジプト<0.1トウモロコシ
25スロバキア<0.1トウモロコシ
26ルーマニア<0.1トウモロコシ
27スウェーデン<0.1ジャガイモ
28コスタリカ<0.1ワタ、大豆
29ドイツ<0.1ジャガイモ
* 遺伝子組換え作物の栽培面積が5万ヘクタールを超える国。
* * 10万に近い値で四捨五入

先進国・途上国問わず、多くの国で栽培されています。
先のモンサントの遺伝子組み換え作物の基礎知識の遺伝子組み換え作物の種類について、大豆・トウモロコシ・ナタネ・パパイヤとしか書いていませんでした。しかし、このページを見ると実に多くの作物が存在します。
自社ホームページ内で書いてある情報と書いてない情報がまちまちとなってます。

この表で管理人が特に気になったのは、中国のピーマンとトマトです。

では、最終的に遺伝子組み換え作物の種類をまとめます。


遺伝子組み換え作物
大豆・じゃがいも・なたね・とうもろこし・わた・てんさい(砂糖大根)・アルファルファ・パパイヤ・ピーマン・トマト・カーネーション

遺伝子組み換え添加物
キモシン・α-アミラーゼ・リパーゼ・プルラナーゼ・リボフラビン・グルコアミラーゼ・α-グルコシルトランスフェラーゼ



次の記事では、日本で遺伝子組み換え作物が使われている商品を紹介します。
ごく一部わかっている部分だけです。



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