スポンサードリンク

過去記事です。

福島第一原発事故後、過去最大規模の冷却設備停止にも関わらず、遅すぎる東京電力の発表。

原発事故後、停電とそれに伴う複数の冷却設備停止について、過去最大規模だと記者会見でも言っていました。それなのに、東京電力のずさんな発表に怒りを覚えました。もしこれが、4号機爆発だったら、東北だけでなく関東圏の人の多くが大量の被曝から逃れられなかったと思います。







停電により冷却設備が停止  2013年3月18日 18:57
メディア宛のメール     2013年3月18日 22:11(停電からおよそ3時間後)
記者会見          2013年3月19日 10:00(停電からおよそ15時間後)
東京電力担当者福島県庁訪問 2013年3月19日 11:00頃か(停電からおよそ16時間後)



さらには、原子力規制委員会委員長の田中俊一氏は電源装置停止10分後に知っていた
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65847686.html

また、この連絡の遅延について、3月19日10:00から行われた冷却装置停止後1回目の記者会見で、共同通信のイケガミ氏が追求しています。
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2843.html


原子力規制庁への連絡、福島県への連絡は迅速に行われたようです。
福島県への連絡はFAXとのこと。電話したのかは確認しますと記者会見で言っていました。

東京電力の発表の仕方は非常に問題ありです。
都合の悪い情報を流さないように、シミュレーションしてから会見に臨んだとも考えてしまいます。また、原子力規制委員会は情報を即座に掴みながら、何も発表していません。ちなみに、昨夜発表の柏崎刈羽原発の燃料棒については発表しています。
http://www.nsr.go.jp/news/index.html

さらに、市民にも規制庁メールという制度があります。
何かあったら規制庁からメールが来るというもの。しかし、今回の件では一切メールが来ませんでした。ちなみに、以前の原子力安全・保安院が出していた保安院メールは、平日の報告と何かあった際には必ずメールが来ていました。原子力規制庁になってからの対応は劣化の一途をたどっています。


このような連絡体制に不満が相当あるけど、今はそれが頼みの綱。
今後少しでも改善していって欲しいです…




記事が良かったなと思ったら、拡散していただけると嬉しいです( ^o^)ノ





◆ブログ記事の充実・内部被曝の小さな勉強会開催のため、
こちらのリンクからAmazonでお買い物していただけると助かります。


にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ ◀クリックで人気ランキングに投票を!
クリックするとこのブログが加点され、ランキングが上がります。

訪問者数の多い記事