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過去記事です。

遺伝子組み換えの小麦がオレゴン州の農場から見つかった!?

遺伝子組み換えの小麦がアメリカ合衆国西部オレゴン州の農場から見つかりました。

遺伝子組み換えの勉強を少しかじった管理人ですが、小麦があることは知りませんでした。モンサント社が試験栽培をしていたけど、世界中から大反対があり断念したとのことです。

遺伝子組み換え企業の脅威―モンサント・ファイル



米国で未承認の遺伝子組み換え小麦、日本は入札から外す
2013年 05月 31日 11:29 JST ロイター通信


[シカゴ/ワシントン 30日 ロイター] - 米西部オレゴン州の農場で、除草剤への耐性を持つ未承認の遺伝子組み換え小麦が見つかった問題で、小麦輸出への影響を懸念する米農務省は原因究明を急いでいる。

小麦は世界中で愛されている作物の一つです。なぜ見つかったのでしょうか。



同州の農家が除草剤をまいたところ、枯れない小麦が発見され、オレゴン州立大学の研究員が検査した結果、除草剤に強い遺伝子組み換え小麦だと判明した。

恐ろしいですね。
農業は詳しくないのですが、除草剤で小麦を含めて除草しようとしていたということでしょうか。


この小麦は農業関連大手モンサント(MON.N: 株価, 企業情報, レポート)が試験栽培していたが、世界的な反対を受け2005年に開発を終了していた。農務省によると、この遺伝子組み換え小麦は人体への影響はなく、流通も確認されていないとし、オレゴン州とその周辺地域でサンプル採取や聞き取り調査など、原因究明に努めている。

遺伝子組み換え小麦の技術はほぼ確立していたのですね。
しかし、世界的な大反対で開発を終了したとのこと。
モンサントでも世界的な力で訴えれば止められることもあるということを初めて知りました。



これを受け、日本の農林水産省が同州で生産された小麦を政府の買い入れ入札から外すことを決定したほか、欧州連合(EU)も米国から輸入された小麦の検査を強化することを明らかにした。

農林水産省も動き出したようです。
オレゴン州からの小麦を買い入れしないことを決めました。


遺伝子組み換えの小麦があったことはとても驚きでした。そして、試験栽培しただけで開発が終了している小麦がどのようにしてオレゴン州の農場に入り込んだのでしょうか。もし、誰の意図もなく、風と花粉などによる自然交配の産物だとしたら、オレゴン州だけの農場だけでは済まない話にもなってくるでしょう。

続報を待ちたいと思います。




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