川根先生のツイートをまとめます。
ここ最近、内部被ばくや放射性物質関連のまとめツイートをしているので、随時まとめていければと思っております。
【内部被ばくについて7月22日①】内部被ばくについての基礎講座7月22日版、連続ツィート開始します。本日のお題は放射能の専門家のうそ、です。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
川根眞也氏プロフィール(川根氏のブログより転記)
ーー埼玉県公立中学校で理科を教えています。2011年3月11日から、地震と原発事故のことを調べ、発信してきました。Facebook「福島第一原発を考えます」「放射能防御プロジェクト」に参加。埼玉県、東京都内で「福島第一原発事故と放射能~内部被ばくを避けるために~」講演会活動を開始。「内部被ばくを考える会」の発足に参加。同会代表。
内部被ばくを考える市民研究会(様々な資料があるので参考にどうぞ!)
内部被ばくを考える市民研究会ブログ
◆概要ー100mSvのカラクリ
【内部被ばくについて7月22日②】福島に入った、山下俊一、神谷研二、高田純、各地で講演をしている唐木英明、菊地透、明石真言、などなど。「放射線の専門家」たちは口をそろえて言うこと。100ミリシーベルトまでは健康被害はでない。広島、長崎の被爆者の調査からわかっていることだ、と。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日③】100ミリシーベルトまでは健康に影響がない、この一番の反証は原発労働者の健康被害を見ること。1970年敦賀原発の作業を行った村居国雄さん、一度に2ミリシーベルト(文中では200ミリレムと記載)被曝した。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日④】村居国雄さん、たった2ミリシーベルト被曝しただけで、4ヶ月後高熱とだるさが続き、その上に歯がぼろぼろと10本も欠け、うしろの髪の毛がごっそり抜けおちて働けなくなった。それからは医者通い。(樋口健二写真集『原発崩壊』合同出版 P.63)
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑤】放射線の専門家たちの100ミリシーベルトまでは健康被害はでない、といううそは現実の原発労働者に聞けば、本当かどうかわかる。1度に数ミリシーベルト吸えば、働けない体になる。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑥】放射線の専門家たちの100ミリシーベルト……の根拠は、広島、長崎の被爆者健康調査だというが、そもそもこの調査LSS(ABCC、のちに放射線影響研究所が引き継いだ、原爆生存者寿命調査のこと)に基づいている。この調査の致命的な欠陥が2つある。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑦】この調査LSS(被爆者の寿命調査のこと)に基づいている。致命的な欠陥①LSS調査開始は1950年。原爆投下から5年間に死んでしまった人、死産で産まれた子どもたち、畸形を持って産まれ、5年以内になくなった子どもたちのデータは含まれていない。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑧】この調査LSS(被爆者の寿命調査のこと)に基づいている。致命的な欠陥②この調査、外部被ばくだけの統計。内部被ばくを一切無視。広島では80kmの範囲で黒い雨が降っており、放射能の死の灰で汚染された食べ物、水による内部被曝による健康被害があった。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑨】放射線の専門家たちは、広島、長崎で遺伝的な影響はなかった、という。畸形児の出産割合は統計的に認められなかった、と。統計を取る対象がそもそもインチキ。広島と呉と比べた畸形児の統計。たった20kmしか離れていない。呉市民も同様に内部被曝していた。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
原発労働者の労災のデータです。
労災をもらっている人の数値を見れば、如何に100mSvが高い数値かわかります。これは原発労働者です!
私設原子力情報室
◆カリウム詐欺
【内部被ばくについて7月22日⑩】放射線の専門家たちは、人間のからだにはカリウム40がこれくらいたくさんあるから、少しくらいセシウム134、セシウム137が入っても健康に影響がない、という。これを「カリウム詐欺」という。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑪】カリウム詐欺を見破るその1。カリウム40は地球の誕生時点で存在していた放射性物質。カリウムは生物の細胞膜に不可欠な物質。地球上の生命は、0.0117%存在する放射性物質カリウム40による健康被害をどうやって低減するか工夫をしてきた。それが代謝。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑫】代謝とは、生命がものを食べて自分の体にすると同時に、自分の細胞を破壊し、体外に捨てる、ということ。カリウム40ができるだけ、体内の同じ場所に留まらないようにする工夫、代謝の仕組みがいくつもある。生命の誕生から40億年間で作られてきた生物の智恵。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑬】一方、セシウム134、137はアメリカが核兵器を開発しそのために原発を作った1940年代から地球上にばら舞われた放射性物質。米ソの大気圏内核実験で全地球に拡散。地球上の生命の、放射性セシウムとのおつきあいはたかだか70年。代謝は確立していない。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
※カリウムまとめ
○カリウムは体に不可欠な物質。自分の細胞を破壊し、体外に捨てる、ということ。カリウム40ができるだけ、体内の同じ場所に留まらないようにする工夫、代謝の仕組みがいくつもある。生命の誕生から40億年間で作られてきた生物の智恵。
○これは、K40の崩壊図。89.2%はベータ崩壊し、Ca40(カルシウム。これも体に必要)に、残りの10.72%はγ線を放出してAr40(アルゴン、気体に含まれる)になる。
◆放射性セシウムの詳細
【内部被ばくについて7月22日⑭】放射線の専門家がつくうそ、「放射性セシウムはからだ全体に、それも筋肉にたまる」。間違い。放射性セシウムが一番溜るのは甲状腺。ユーリ・I・バンダジェフスキー博士の研究が証明している。ところが原子力資料情報室も筋肉にたまる、といまだに書いている。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑮】放射線の専門家は、放射性セシウムがからだ全体に均一にたまることを想定して、人体への影響を考えている。しかし、バンダジェフスキー博士は、放射性セシウムは甲状腺や心臓や脳や膀胱などの細胞に部分的にたまり、健康被害を及ぼす、としています。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑯】放射性カリウムと放射性セシウムとを同列に扱うのは間違い。カリウム詐欺に気をつけよう。同時に放射性セシウムの人体への影響を、ベクレル(Bq)からマイクロシーベルト(μSv)に換算する計算式もでたらめ。人体に均一に筋肉しかたまらないとしているから。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑰】放射性セシウムは大人より子どもの各臓器にたまりやすい。子どもの場合危険なレベルは体重1kgあたり10ベクレル。バンダジェフスキー博士はこのレベルから遺伝的影響がおき不整脈が起きると指摘。体重10kgの乳幼児10×10=100ベクレルから危険。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑱】国際放射線防護委員会(ICRP)が作ったグラフ。毎日1ベクレル、放射性セシウムを食べていると700日後(2年後)には体内に200ベクレルたまる。毎日10ベクレルずつ食べると700日後には1400を越える。twitpic.com/89w6qh
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
【内部被ばくについて7月22日⑲】体重10kgの子どもは毎日1ベクレル、放射性セシウムを食べ続けていても、危険だということ。大人も、子どもも、放射性物資入りの食べ物を食べるべきではないーユーリ・I・バンダジェフスキー。本日の連続ツィートはこれにておしまい。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 21, 2012
内部被ばくは正しい知識を身に着けていないと自分が危険な目にあいます。私自身もまだまだ勉強不足です。みんなで正しい知識を身に着けて、自分の大切な人を守りましょう。
記事が良かったなと思ったら、拡散していただけると嬉しいです( ^o^)ノ
ツイート |
◆ブログ記事の充実・内部被曝の小さな勉強会開催のため、
こちらのリンクからAmazonでお買い物していただけると助かります。
◀クリックで人気ランキングに投票を! |