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過去記事です。

東京電力福島第一原発4号機で汚染水漏れ

福島第1原発:4号機の電源室で汚染水漏れ(毎日.jp)


東京電力福島第1原発で14日午前11時15分ごろ、4号機タービン建屋1階にある電源室(約350平方メートル)に深さ約1センチの水がたまっているのが見つかった。部屋の前の廊下にある汚染水移送用の配管に小さな穴が開いており、周囲にも水たまりができていた。東電は、水はこの穴から漏れたと見ている。移送のためのポンプ2台のうち1台を止めたところ、漏えいは止まった。

4号機の漏水。しかも、かなり大量です。






東電によると、汚染水の推定漏えい量は約4.2立方メートル。水1立方センチ当たりの放射性物質濃度(セシウム134、137)は7万7000ベクレル。建屋外への流出はなく、4号機の使用済み核燃料プールを冷却する電源系にも影響はないという。穴が開いた原因は不明だが、来月にも配管を交換する。



報道によって微妙に異なる発表は同じ文章を使ったことをごまかすためでしょうか。
非常に分かりづらい単位を使っているところもあります。

毎日水1立方センチ当たりの放射性物質濃度は7万7000ベクレル
NHK1cc当たりおよそ7万7000ベクレルの放射性セシウムが検出
朝日―放射性セシウムの濃度は1リットルあたり7700万ベクレル


詳細な分析はこちらへ

東電福一4号機で汚染水漏れ セシウム3234億ベクレル(たむごんの白熊ニュース)



パッと見るとわかりますけど、決して大手新聞は総量を出さず、小さく見せようとしているのがわかります。


保安院メールが届きましたので、以下に全文転載します。


◎【第480報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(8月15日14時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
・4号機タービン建屋1階のパワーセンター室にて水溜まりを発見(8月14日11:15頃)。水溜まりの範囲はほぼ同室全域、深さは約1cmであり、屋外への流出はない。同室付近に3号機タービン建屋から高温焼却炉建屋への滞留水移送配管があることから、滞留水移送ポンプ2台のうち1台(B系)を停止(同日12:21)し、状況確認を行ったところ、同室への水の流入が停止していることを確認(同日12:58)。溜まり水の放射能分析を行った結果、Cs-134が約3.0×10の4乗Bq/cm3、Cs-137が約4.7×10の4乗Bq/cm3であったことから、溜まり水は3号機タービン建屋の滞留水と推定。また、その後の現場確認により、溜まり水の漏えいを4号機タービン建屋1階の廊下北側にも確認。溜まり水の量は約4.2m3と推定。
・屋外のセシウム吸着塔仮保管施設にてベッセル換気用の真空ポンプのモータから白煙を発見(8月14日8:30頃)。消火器にて消火作業を行い、白煙が止まったことを確認(同日8:40)。その後、公設消防に連絡(同日9:17)し、公設消防による確認の結果、火災ではないと判断(同日14:20)。当該真空ポンプは、使用していない別のベッセル換気用真空ポンプに交換し再起動(同日14:50)。


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http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

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原子力安全・保安院



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