原子力規制委員会~公安警察に委員会監視を要請(Our Planet TV)
(00:05:40)
質問趣旨:
原子力規制庁の会議に公安警察が入っていて、市民が傍聴している様子、どこのメディアが入っていることを監視している。
この監視は委員長の指示によるものなのか。
田中委員長
「えーっと、先ほどあの委員会でその声を聞こえて、聞くまで全然私も知りませんでした。事務局の方で何か」
原子力規制庁 森本英香次長
「委員会開催にあたってですね、その平穏に会議をですね行なっていただくということは非常に大事なことなので、事務方としてその点について非常に心を配っております。で、あの委員会開催の時に、いわゆる庁舎内の秩序維持という観点からあの警察庁に対し警備を依頼させていただいているというのは事実でございます。そういう観点で入っていただいていたこともあるということでございますけども、今後、実際に平穏に、ま、会議が進められるということであればですね、そこは見直していくこともあろうかと思います」
質問者
「では、えっと、事務方の方から要請をして入っているという認識でよろしいでしょうか」
森本
「はい。その通りです。保安院の時にどうだったかというのはちょっと私は知らないんですが、まあのー当初規制委員会始まって、ちょっとまた試行錯誤している状態で、まーあの、維持か、平穏な会議の維持ということができるのであれば、柔軟に対応したいという風に思ってます」
田中
「実はあのーこの規制委員会、私自身がいろんな方からもご注意を受けているんですが、一人であるかないようにとかね。いろんな方がまだ落ち着いてない状況もあるので、そういうことを事務方が心配されたんだと思うんです。基本的にこんなことを不要な世の中になるのは本来の姿だと私個人は思いますけれども、今はそういうことですので、今事務方の方からお答えしたように、そのー、状況を見てそういうことを無いようにしていきたいなと。できればなという風に思いますが」
森本
「先程から申し上げているように、平穏に会議を進めていただくということ以外はありませんので、今おっしゃったように、例えば、制服で入っていたことがむしろ威圧を与えるようなこと、ぼくの直感的にそう思いますので、そういうことがないように、いわゆる、その最低限の警備という形で取り組んで行くのがいいんだろうと思います。だから、先ほど申し上げましたように、平穏に維持ができるんであれば柔軟に対応して行きたいというふうに思います」
―市民団体からの質問・要望書が委員長に届いていないが?―
田中
「その質問の紙を見させていただきましたが、宛名は私ども委員会宛ではなかったですね。で、事務方は、だから事務的にそれを受けて処理されたんだというふうに聞いてます」
質問者
「そうですか。宛名が委員長宛になっていたよう、9月29日になっていたと思うんですが、そうではなかったということですか。ご覧になったのは」
田中
「私宛できてれば、だいたい私の所にはきますね」
質問者
「じゃあ、宛名が違ったっということで」
田中
「そうですね。それから中身もですねー、まーあのー委員長になる資格はありません(笑)ふうに書いてありまして、その人間にいろいろ、いろんな要望とか質問とか出てるんで、一般人とは理解し難い文章だなと思いながら、拝見しましたけれども」
質問者
「また、じゃあ、例えばですね、この後、2回目3回目とかあった場合にですね、委員長や委員の方が目を通して、そういうような形になる予定とか今のところない・・・」
田中
「そうですね。それを無制限にやってったら、ほとんどもうたぶん私の仕事ができなくなりますし、そういう方たちはそういうふうな事で、一生懸命やられるんだと思いますけれども、そこは限度があると思います」
(文字起こしここまで)
事務方の森本氏は何度も、「平穏な会議」と繰り返しています。さらに、田中氏は「私自身がいろんな方からもご注意を受けているんですが、一人であるかないようにとかね。いろんな方がまだ落ち着いてない状況もあるので、そういうことを事務方が心配されたんだと思うんです。基本的にこんなことを不要な世の中になるのは本来の姿だと私個人は思いますけれども、今はそういうことですので、今事務方の方からお答えしたように、そのー、状況を見てそういうことを無いようにしていきたいなと」。こんなふうに言っています。
原子力規制委員会についての流れをわかって、危険だから身を守るということをおっしゃっています。自分たちでわかっていて、警備を呼んでいると思っていいと思います。
皮肉にも、田中氏はその言葉の中に「基本的にこんなことを不要な世の中になるのは本来の姿」といってます。では、誰がそれをおかしくしているのかという話です。
今まで規制委員会や規制庁に対し、市民は暴力を振るったなどという事実はありません。それを過剰防衛しているのは事実です。また、誰が来ていて、どんなことをしているかとメモを取る警察。悲しい哉、これが、現実です。
自分たちで火の粉を巻いておいて、その火の粉が自分たちを苦しめているのに、市民を悪者に仕立てようとするその心は、到底許せる話ではありません。
(今回の主な出演者)
いうまでもなく。しかし、ボソボソと話します…
事務方で説明に出てきていた人。何とお読みするのかわからない名前。はじめ名前を聞いた時は女性だと思ってました。
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