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過去記事です。

セシウムはどこに溜まるのか―内部被曝を知る礎15

「内部被曝を知る礎」シリーズ。第15回。

今回はセシウムの溜まる場所についてです。
セシウムは一般的に筋肉にたまりやすいと言われています。しかし、実際はどうでしょうか。バンダジェフスキー博士のグラフを見て行きましょう。




1997年及び1998年に行われたゴメリ地方住民の死体解剖時の放射能測定データによる成人(青)と子ども(赤)の臓器別セシウム137含有量―ユーリ・I・バンダジェフスキー博士

表の引用:
内部被曝について初心に立ち返ります―2012年11月18日川根眞也先生の内部被曝に関する連続ツイートまとめ


セシウムは一般的に筋肉に溜まると言われています。
しかし、上のグラフを見ると全身に行き渡っていることがわかります。
気になるところとして、甲状腺に多く溜まっています。

なぜか。

人工の放射性物質は集団を形成しています。
その集団にヨウ素があると、集団ごと優先的に甲状腺に集まります。
その結果、このグラフのように甲状腺に多く集まったと考えられます。




参考:
矢ヶ﨑克馬氏講演会





内部被曝を知る礎

この内部被曝を知る礎という連続記事は、管理人の内部被曝を知るためのパワーポイント資料を元に少し手を加えて作成しています。

1.放射性物質、放射線、放射能の違い
2.放射性物質から放射線が出る映像
3.放射性物質は集団を形成し、埃にのって飛ぶ!
4.被曝の危険
5.被曝の初期症状
6.被曝による免疫力低下の恐ろしさ
7.外部被曝はガンマ線だけでなくベータ線も影響があります
8.内部被曝とは
9.内部被曝のイメージ
10.放射線によるDNAの切断と異常再結合
11.内部被曝により異常再結合が起きた染色体の画像
12.ヨウ素を少し詳しく知る
13.ストロンチウムを少し詳しく知る
14.セシウムを少し詳しく知る
15.セシウムが取り込まれる場所
16.プルトニウムの恐怖

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