長野県が給食のモニタリング事業を開始。
長野県は、今まで食材ごとの検査を行なっていました。さらに、まるごと検査を始めます。給食の放射性物質検査へ 5カ所、県HPに結果
2012年10月20日 中日新聞
各調理場で作った一週間分の五食を冷凍して岡谷市の民間検査機関に送り、まとめて検査する。来年二月十五日まで続ける。 |
まるごと検査は、給食に出る食材を全部一即多にして混ぜ、放射性セシウムを検査すること。ただし、この方法は数値が平均化されてしまって、数値が検出された時、どれが原因かがわからなくなってしまうという危険な側面を持っています。
長野県のホームページを見ました。
長野県の給食等で使用する食材の放射性物質の検査について
こちらでは食材ごとの数値を発表しています。
この2点の検査を行うことで給食の安全性は相当高まると思います。まるごと検査で給食自体に放射性物質がはいっているかを検査、さらに食材ごとの数値を発表することで原因となる食材を特定。
放射性物質の内部被曝は、大人よりも子どものほうが危険性が非常に高いのです。その理由は新陳代謝が活発であるからです。体内に放射性物質が入り放射線を放出するためにDNAが2重鎖切断されるとDNAは異常再結合をします。異常再結合をした細胞は細胞分裂により増えていき、やがてがんになってしまいます。
2011年11月23日 矢ヶ崎克馬先生講演会資料 「内部被曝ー放射線の脅威を科学的に見る必要性と隠された歴史ー」
子どもたちの生活で給食は3食のうちの1食なので、非常に重要な問題となります。長野県を皮切りに全国で行なっていって欲しいと思っております。
もしその他の都道府県や地方自治体で行なっているよという情報がありましたら、教えていただけると幸いです。
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