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過去記事です。

厚生労働省の「ワクチン評価に関する小委員会」で、半数以上の委員が製薬会社から寄付金!!


進む子宮頸がんワクチン(サーバリックスとガーダシル)接種の動き。

厚生労働省の「ワクチン評価に関する小委員会」の委員6名の内4名が製薬会社から寄付金を受け取っていました!!

これは利益相反ですよね?




厚労省ワクチン評価4委員 製薬会社から寄付金
(2013年4月22日) 【北陸中日新聞】


厚労省「問題ない」 「利益相反」指摘する声も

予防ワクチンの効果について議論する厚生労働省の「ワクチン評価に関する小委員会」(委員長・岡部信彦国立感染症研究所感染症情報センター長=当時)の複数の委員らが、評価対象のワクチンを製造している製薬会社から寄付金などを受け取っていたことが分かった。厚労省などは「金額も公開しており、問題はない」としているが、「利益相反」を指摘する声が上がっている。

委員である医師らが同省に申告した資料によると、資金を受け取っていたのは6委員のうち4人。提供していたのは、子宮頸(けい)がんワクチンを製造するグラクソ・スミスクラインとMSD(いずれも本社・東京)、同じくインフルエンザ菌b型(ヒブ)の武田薬品工業(同大阪市)、小児用肺炎球菌のファイザー(同東京)など。

申告は金額について(1)50万円以下(2)50万円超〜500万円以下(3)500万円超−のいずれかにチェックを入れる方式。大半が50万円以下だったが、MSDから岩本愛吉・東大医科学研教授、武田薬品から宮崎千明・福岡市立西部療育センター長が「50万円超〜500万円以下」の資金を受領したとしている。

小委員会は2010年8月〜11年3月に開かれ、この3ワクチンを含む9ワクチンについて議論した。いずれも「接種促進が望ましい」という結論に至り、同省予防接種部会に報告された。3ワクチンは今月から、予防接種法に基づいて国が接種を勧奨し、全額公費負担となる定期接種扱いになっている。


まずは、厚生労働省の「ワクチン評価に関する小委員会」の委員について。

ワクチン評価に関する小委員会委員名簿
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000014ryv-att/2r98520000014scm.pdf
ワクチン評価に関する小委員会委員名簿

委員長
岡部信彦 国立感染症研究所感染症情報センター長

副委員長
宮崎千明 福岡市西部療育センター長

池田俊也 国際医療福祉大学教授
岩本愛吉 東京大学医科学研究所教授
倉田 毅 富山県衛生研究所長
廣田良夫 大阪市立大学大学院医学研究科教授

以上の6名が小委員会の委員です。
この内資金提供を受けていた方を、東京新聞の記事をできるだけ忠実にエクセルで作成した表を掲載します。

厚生労働省小委員会の委員への主な資金提供
※画像はクリックすると拡大します
6名の内4名の委員が資金提供を受けています。
ワクチン評価に関する小委員会の委員長である岡部信彦氏は4社から、副委員長の宮崎千明氏も資金提供を受けています。

これでは利益相反と言われても仕方のない状況です。
この表を見れば、委員が「私たちは公正に判断している」と言っても、必ずその公正な??判断に影響を及ぼします。




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