川根真也先生の今週のツイートまとめ
毎週土曜日か日曜日に内部被曝に関して連続ツイートをしております。ぜひ、みんなで読んで、学んでいきましょう。毎週その連続ツイートをまとめてまいりたいと思います。
過去のまとめ
◆2012年7月15日。川根眞也先生の内部被ばくに関する連続ツイート「ストロンチウム90の恐ろしさ」
◆2012年7月22日川根眞也先生の内部被ばくに関する連続ツイートまとめ。「カリウム詐欺」
◆低線量被ばくが科学的に立証されない理由
【内部被ばくについて7月29日①】今朝は海外の低線量被ばくについての研究について。ただしこの問題は科学的に立証されているとは言い切れません。<理由1>人間はモルモットではない。タバコも吸う人、お酒も飲む人。発ガンしても個人による原因と原発事故による原因とを区別することが不可能。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日②】低線量被ばくが科学的に立証できていない<理由②>人は転居する。モルモットのように同じ環境で住み続けさせて被ばくの影響を観察し続けることは不可能。<理由③>全国民がガン登録しているのはいくつかの国だけ。発ガンしても住所との関係がわからない。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日③】欧州放射線リスク委員会の科学幹事クリス・バズビーは1000世帯の疫学調査を福島で行うべきだと言っていました。家系の中でガンにかかった病歴とともに、発病履歴をまとめ、記録するべきだと。5000人くらいの疫学調査で有効な結論が出せるだろうと。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日④】科学的に立証されていようとなかろうと、劣化ウラン弾の戦場のイラクの子どもたちが小児白血病や白内障で苦しんでいること、ベラルーシで子どもたちが心筋梗塞で倒れたり劇症糖尿病を発症していること、ドイツエルベ川流域で小児白血病が続発していることは事実。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
◆ICRPモデルの誤り
【内部被ばくについて7月29日⑤】国際放射線防護委員会(ICRP)の立場に立つ、放射線の専門家たちは「これくらいの低線量で白血病を引き起こしわけがない」と白血病の原因を放射線以外にもとめます。とんでもない誤り。ICRPの放射線防護理論そのものが間違っていることを認めたがらない。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑥】国際放射線防護委員会(ICRP)のモデルは広島、長崎の被爆者の調査に基づく「科学的」なものだとされる。100ミリシーベルト以上でないと明らかな原爆症にならない、という。しかし当時のデータでも100ミリシーベルト未満でも下痢、脱毛をしている。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑦】国際放射線防護委員会(ICRP)が頼っている広島、長崎の被爆者のデータは外部被ばくだけで100ミリシーベルトを考えている。しかし、黒い雨の降った降雨域は80kmを越えており、その下の野菜を食べたり、水を飲んだ被爆者は内部被ばくをしている。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑧】国際放射線防護委員会(ICRP)が頼っている広島、長崎の被爆者のデータは黒い雨の降った地域の被爆者をカウントに入れていない、欠陥データ。これに基づいて100ミリシーベルト以下は安全と言っている。外部から浴びたガンマ線だけで判断するのはまちがい。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑨】日本政府は未だに2号被爆者(=入市被爆者)を原爆投下後2週間以内に爆心地から半径2km以内に入ったものしか、原爆症の認定をしていない。一部認められているが。つまり、内部被ばくによる原爆症の発症を認めていない。黒い雨が広範囲で降ったのに。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
◆低線量被ばくの影響は科学的に立証されていないという議論ではなく、起きている悲劇に目を向ける
【内部被ばくについて7月29日⑩】低線量被ばくについて「科学的に立証されていない」という専門家、評論家がたくさん。彼らは一様に劣化ウラン弾、チェルノブイリ、ドイツの原発周辺、イギリス セラフィールと再処理工場、等々で発生している子どもや大人たちの病気について何の関心も示さない。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑪】僕は科学的に立証されていない、という人物との議論にはもう付き合いたくない。健康被害にあっている子ども、大人の現実をどう理解すべきか、という議論だけに受け答えをしたい。現実に悲劇は起こっている。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
◆チェルノブイリの事故後も福島の事故後も、子どもの劇症糖尿病が増えている。
【内部被ばくについて7月29日⑫】福島で子どもの糖尿病が増えている。これを家にとじこもっているせいだという。小学生以下10人6人が運動不足やストレスで糖尿病になるだろうか?「母子に心のケア 専門医充実して 福島に通う小児心療医の叫び」tokyo-np.co.jp/article/featur…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑬】スイス バーゼル大学ミッシュル・フェルネクス博士は『終わりのない惨劇チェルノブイリの教訓から』緑風出版の中で、子どもの劇症糖尿病について報告している。P.77チェルノブイリの後で糖尿病が増加したのはウクライナだけではない。ベラルーシで28%増。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑭】子どもの劇症糖尿病はチェルノブイリ事故後増えた。1歳、2歳、3歳の子どもがインシュリン依存型糖尿病を発症。子どもたちがこん睡状態で病院に担ぎ込まれる。しかもその家系にⅠ型糖尿病のものがいないという。日本人のⅠ型糖尿病の発生率10万人に1.5人。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑮】僕はストロンチウム90が原因の一つではないか、と思っている。ストロンチウム90はベータ線を出して崩壊すると、イットリウム90に変身する。イットリウム90はすい臓にたまりやすい。そして、ベータ線を出し、すい臓の細胞の遺伝子を傷つける。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑯】宮城県南部でも小児糖尿病が増えるのではないか?このセシウム137汚染の濃いエリアにはストロンチウム90も降っているのではないか、と思うから。福島県と宮城県南部に10万ベクレル/m2のセシウム137汚染。radiationexposuresociety.com/archives/1083
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
【内部被ばくについて7月29日⑰】時間が来たので、今日はこれでおしまいです。また来週、土曜日か日曜日の朝7時~8時に内部被ばくについてつぶやきます。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 7月 28, 2012
ストロンチウムはその崩壊系列にγ線を出す核種がないため、検出が非常に難しいです。
できても、非常に効果で市民が容易に検査できる状況にありません。同位体研究所の放射性ストロンチウム検査の金額は1検体あたり35,000〜48,000円(税別)。手が出ません。かといって放っておくと政府は自分の都合のいい数字しか出しません。
内部被曝に関して、実は様々な論文が出ていて、その中で有意性のある懸賞もされています。しかし、条件が整っていないため、化学的とはいいがたい結果になっているのが現実だという話を聞きました。
ですが、科学的かどうかというよりも、現実に起きていることに対し、目をそらさず、しっかり見つめていきたいです。
過去のまとめ
◆2012年7月15日。川根眞也先生の内部被ばくに関する連続ツイート「ストロンチウム90の恐ろしさ」
◆2012年7月22日川根眞也先生の内部被ばくに関する連続ツイートまとめ。「カリウム詐欺」
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