このことを憂慮してか、今週はあらかじめ警備が発表されるという異例な事態となりました。かの読売やNHKも抗議の様子は流さないけど、警備の情報は流したとのことです。
Twitter上でも、どの駅を使うのがいいのか、どこに行けばいいのか、様々な情報が行きかってました。
真正面から国会議事堂前駅を利用しました。
駅を降りると、閑散としていました。
みんな独自に情報を収集していたからか、ばらけて官邸前に到着したようです。国会議事堂前駅は4番出口以外は封鎖。封鎖している警察官もものすごい数でした。
駅から出たところです。
ものすごくびっくりしました。先週までと全く様子が違ったのです。
写真右から通行するところ、抗議をする人、人員輸送者という順番となっていますが、
先週は、歩道全体が抗議をする人で、通行は車道の一部を利用できていました。今回は意地でも車道に人は出さないという姿勢を見せています。
小さな交差点も抜かりありません。
こうした鉄柵を用いて、通行規制をしていました。
駅を出てからの警察の誘導はいたるところで拡声器を使用していました。
そのためか、抗議の声もこの時点ではすごく小さい印象を受けました。
警察官の数も異常に多かったです。
一旦迂回させられ、最後尾に到着したところです。
車道側は完全に人員輸送者で埋め尽くされております。
しばし、進んだところです。
見てわかるとおり、ギューギューです。
通行するスペースがないため、前に行きたい人、後ろに行きたい人が、隙間を見つけ、強引に進んでいきます。身動きの取れない圧迫された空間に押しやられた結果、みんなストレスがたまっていきました。
人員輸送車１台に５人くらいの警察官が並びました。
当然車と車の間にも立っています。
ムンクの叫びです。
すごくよくできているし、目立ってました。
��０:００ 時間通り抗議終了。
しかし、列が一向に動く気配がありません。
警察の拡声器からは、
「霞が関方面は官邸から逆方向に進んでください」
「警戒解除までしばらくお待ちください」
「将棋倒しにならぬよう、前の人に続いて歩いてください」
という声が連呼されました。
もう一度言いますが、ギューギューづめです。
霞が関方面に向かおうにも、まず身動きが取れません。
この状態が１０分、２０分経っても、続いていました。
駅を出て、きつい誘導をさせられて、窮屈な空間にとどめられました。
それだけの封鎖をしておきながら、終わったら誘導もしないという状態。
全く変わらない状況と閉鎖された空間でフラストレーションがたまっている人から、警察に対して怒りの声がぶつけられました。はじめは少ししかなかった声もだんだん大きくなり、抗議終了から３０分経過した頃にはピークに達していて、警察に対して「帰れ」コールも起きていました。
��０分すぎると国会議事堂前駅と交差点の車道とは反対側の道が解放され、徐々に列が流れていきました。
封鎖解除された交差点から進んでいったところに、多数の警察官が壁際に並んで待機していました。
どこからも指示がなかったようで、
「こっちに行けばいいのか？」
という会話とともに移動していきました。
これだけの警察官が、支持なしでずっと突っ立っていることにも腹立ってきました。
早く安全に誘導してほしかった…
帰りは六本木通りを通り、財務省を抜け、経産省にたどり着きました。
経産省前では、たまったフラストレーションを吐き出すかのように、音楽隊とともに声を上げている人たちがいました。みんなストレスがたまっていたのでしょう、声が止まりません。そして、後から続々と合流していき、経産省テント前は人でいっぱいになりました。
経産省前抗議行動も先週よりかなり多くの人が、参加していました。
みんな同じように思って、ここに集まったのではないでしょうか？
最終的には、音楽隊も合流し、ものすごく大きな声をみんなで上げていました。
今回の厳しい規制の考察（皆さんの意見も聞かせてください）
○分散して抗議を小さく見せるーデモと同じ原理
○歩道に押し込め、動きを封じこめる
今まであった通行スペースは一切排除され、歩道はギューギューづめとなりました。このような閉鎖された空間に隙間なく人がいる状態で全く身動きが取れないと、それだけでストレスがたまります。さらにこの中を、前に行きたくて前進する人、早く帰らなくてはいけないので後退する人。これではストレスがたまるだけ。
あきらかにこちらの気持ちをそぐような警備を敷いてきました。
昨日、今まで参加した行動の中で一番疲れたし、ストレスがたまりました。
しかし、これは警察が本腰を入れてきたのではないでしょうか？
だとしたら、これからが本番！！！
ボクはこんなことでくじけたくないです。ここまできたら、ずっと行き続ける！！！
紫陽花革命の今後について、連続ツイをしました。
ぜひ、みなさまの意見も聞かせてください。
