鹿児島県知事選はまるで原発の住民投票
鹿児島県知事選挙
◎投 票 日 7月8日(日曜日)
◎期日前投票 6月22日(金曜日)~7月7日(土曜日)
立候補者
向原よしたか氏(民間出身)
いとう祐一郎氏(現職、元官僚)
この選挙は全国で注目を浴びています。
一つは、5月5日以降初めての県知事選挙であること。もう一つは、原発再稼働を強く進めるいとう祐一郎氏と原発反対を訴える向原よしたか氏の戦いであるということです。これは、原発を問う住民投票という側面も持っております。
向原よしたか氏
http://mukohara.net/
向原よしたか氏のホームページです。驚くべきは応援メッセージです。
青山 貞一・湯川 れい子・宮内 勝典・星川 淳・山本 太郎・河合 弘之・田中 優・鎌田 慧・松本 哉・中川 敬・枝元 なほみ・藤波 心・岩井 俊二・藤代 冥砂・南兵衛@鈴木幸一・雨宮 処凛・TOSHI-LOW・加藤 登紀子・いしだ 壱成・木下 黄太・中沢 新一・吉本 多香美(敬称略)
上記の著名人だけでなく、個人からの応援メッセージがあります。勝手に応援する勝手連が鹿児島だけでなく京都にもでき、CMもでき、Facebookページまでできる向原よしたか氏はただ反原発だけでなく、その人格もあるので、皆からも応援されることと思います。
向原よしたか氏マニフェスト
http://mukohara.net/images/contents/manifesto/manifest.pdf
これだけでも、十分素晴らしいものです。
これだけでなく、原発反対・TPP反対も盛り込まれてますし、医療・福祉分野だけでなく、雇用・農業・観光・福島県の被災者受け入れまで、多岐にわたり具体的に記されています。向原よしたか氏が当選したら、鹿児島に住みたいです(笑)
これは向原よしたか氏の言葉です。
いとう祐一郎氏
http://www.pref.kagoshima.jp/chiji/
ホームページが見当たらなかったため、知事室のページを…
氏名 伊藤 祐一郎(いとう ゆういちろう)
生年月日 昭和22年11月17日
出身地 鹿児島県出水市
略歴 昭和46年6月 東京大学法学部卒
昭和47年4月 自治省入省
昭和47年5月
平成5年3月 福岡県,石川県,埼玉県,外務省等で勤務
平成5年4月 自治省行政局公務員部給与課長
平成7年5月 自治省行政局振興課長
平成8年9月 自治省財政局地方債課長
平成9年7月 自治省行政局行政課長
平成11年8月 自治省大臣官房審議官
平成12年5月 総理府地方分権推進委員会事務局次長
平成13年1月 総務省大臣官房審議官
平成13年7月 内閣府地方分権改革推進会議事務局長
平成15年1月 自治大学校長
平成16年1月 総務省大臣官房総括審議官
平成16年2月 総務省退官
平成16年7月 鹿児島県知事(現在2期目)
趣味 読書,音楽鑑賞,ゴルフ
信条 「身に私を構えず」,「敬天愛人」
いとう祐一郎氏マニフェスト
http://ito-yuichiro.jp/mani/sozai/manifest2012.pdf
いとう氏のマニフェストは退屈でした(個人的にです)。
輝かしいことが書いてある。だけれども、肝心なところには踏み込まないという印象があります。
「現時点では、再生可能エネルギーや省エネルギーだけで現実の経済や暮らしにおいて不可欠なエネルギーをこれまでのように安定的に供給することができないことも事実です。エネルギーが不足することによって、日常生活や産業活動に深刻な影響が及ぶことも考慮する必要があります。したがって、原子力発電に代わるエネルギーを確保するまでの間は、安全性を十分に確保したうえで、原子力発電の活用が求められるものと考えています。」
再稼働やる気満々です。
大きなテーマにいちいち”かごしま”とは言っているところは庶民受けを狙っているのでしょうか?
逆にイライラしてしまいました。バカにしてんのか?と思いました。
ほか。
伊藤祐一郎鹿児島県知事は3期目も記者クラブとの癒着を示唆(THE INCIDENTS インシデンツ)
http://www.incidents.jp/news/index.php?option=com_content&view=article&id=463:2012-06-24-05-35-28&catid=17:2011-11-03-18-11-38
宝くじ事業仕分けでの伊藤祐一郎・鹿児島県知事の問題発言-
http://r-kobayashi.at.webry.info/201005/article_8.html
ー気づいたことー
これらの情報はGoogleの検索で見たものです。
向原よしたか氏を検索すると、反原発の活動をしていたことや応援するページなどにあたります。
対して、いとう祐一郎氏を検索すると、上記のような問題発言のページばかりでその他は特に引っかかりませんでした。
検索だけでもこれだけの対比が見られたのは非常に興味深い
です。
ボクはもちろん、向原よしたか氏を応援します。
ラベル:
脱原発
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