札幌市で起きている孤独死は年間100人を超えている！？

生活保護者の孤独死４３人　札幌市「異変察知は困難」４～６月 （Doshin Web）

札幌市内で誰にも知られず自宅で亡くなった一人暮らしの生活保護受給者が、今年４月から６月の３カ月で４３人いたことが２７日、同市のまとめで分かった。

今年の4月から6月で43人。かなりの数に上ります。
ちなみに昨日記事にした方は生活保護受給者ではありませんでした。

札幌で59歳男性が孤立死。札幌姉妹孤立死事件が記憶に新しい札幌市で…

生活保護の支給を「死去」のために廃止した人のうち、親族などからの速やかな通報で手続きした人を除いたケースを初めてまとめた。遺体発見までの時間や性別、年齢層の分析はしていない。

札幌姉妹「孤立死」事件。の巻（マガジン９　雨宮処凛がゆく！）

札幌市はこのような痛ましい事件が続いたため、詳細な調査を始めたようです。

同市によると、４３人のうち３７人は家賃滞納などで自宅に様子を見に行った大家や管理会社が遺体を発見。残り６人は、近隣住民から「最近見かけない」などの連絡を受けたケースワーカーが住宅に立ち入って発見した。

ケースワーカーが発見したケースはなし。定期的に巡回はできていないようです。

過去のデータがないため年間の孤独死者数は正確には分からないとしながらも、同市保健福祉局は「今回の調査から、少なくとも年間１００人以上は孤独死していると考えられる」と推測。「生活保護受給者で行政の関与はあるのだが、一人暮らしのため、異変に即座に気づくのは難しい」としている。

この2か月の調査でこれだけの数字が出ていると、1年にすると単純に6倍。そして、生活保護の受給対象外の方を含めると、200人は超えるでしょう…これは早急に対策が必要なのではないでしょうか？？