に参加してきました。
矢ケ﨑克馬先生の講演、おしどりさんの講演、シンポジウムと進んでいきました。
このページでは矢ケ﨑克馬先生のまとめをします。
資料は⇒
2011年11月23日 矢ヶ崎克馬先生講演会資料 「内部被曝ー放射線の脅威を科学的に見る必要性と隠された歴史ー」
おしどりさんのまとめはこちら⇒
「ほんとに分かってる?外部被ばく・内部被ばく 福島の今、東京の今」おしどりさん講演まとめ―被曝を調べようとする方々には圧力がかかる!
パワーポイントのトップページの言葉
「学習なくして復興なし」 |
この避難ゾーンの定義を見ると関東圏も一部避難権利ゾーンとなっている地域があります。
通常、子どもの甲状腺がんは年間10万人に0.1人:菅谷昭、Y.E.デミチク、E.P.デミチク
国立甲状腺ガンセンター(ベラルーシ)
免疫力の低下
・感染症の増加と長期化、治りにくくなります
・たくさんの人が病気にかかりやすくなり、病気が深刻になります
新生児への影響 ・死産の増加 ・罹患率の増加 ・先天性形成障害発生率の増加 ・精神神経的障害の増加 |
老化の早まり 死期の短縮 |
1985年に比べて6年くらい経った時点で、男性の寿命が75歳が60歳となり15年近く縮まり、女性の寿命が5~8年縮まりました。
外部被ばくはほぼγ線と考えていいです。しかし、β線も注意が必要です
内部被曝では、α線とβ線は驚異の力を発揮します。
γ線は疎ら(まばら)に細胞を破壊するため、上図のように切断されても正常に再結合されます。しかし、α線とβ線はその飛んだ方向にある細胞をすべて切断していきます。α線とβ線の飛距離が短いのはものすごいエネルギーで飛んでいくためです。
放射性微粒子による内部被曝 アルファ線ー0.04mm―約10万個の分子切断 ベータ線ー10mm―約25000個の分子切断 鼻血、下痢、口内炎、抜け毛、充血、生理異常、気管支炎、咳、倦怠感、皮膚斑点、微熱、食欲不振などの症状 100倍から1000倍、外部被曝より内部被曝のほうが恐ろしい! ※放射性微粒子とは 放射し物質の塊で一番大きいものは1兆個の原子を付けていて、大きさは1マイクロミリメートルの大きさになる。 |
セシウム(Cs)137が全部の臓器に入ってしまっていることがわかります。
福島の子どもの尿の中にセシウムが検出されました。検出される割合は2000人中141人で7%。数日遅れてホールボディカウンター(以後、WBC)でセシウム調査したら、6000人中6人で0.1%しかセシウムが認められませんでした。尿の検査で7%、WBCで0.1%、70倍の違いがあります。
その違いは、WBCの検出限界が1人あたり250~300ベクレル(/body)。ところが、尿の検査で0.1ベクレル~20ベクレル近くまで測定しております。0.1ベクレルは全身のベクレル数で言うと約6ベクレルなんです。WBCは5ベクレルまで測れるのに、検出限界が50倍から
60倍も高いのです。こんな高いものを検出限界に持っていくのであれば、内部被曝をしているかどうかという検査には絶対使ってもらっては大迷惑なんです。
WBCは内部被曝の統計調査には使用しないでください。
「学習なくして復興なし」 |
続いておしどりさんのまとめへ⇒
「ほんとに分かってる?外部被ばく・内部被ばく 福島の今、東京の今」おしどりさん講演まとめ―被曝を調べようとする方々には圧力がかかる!
過去の資料
2011年11月23日 矢ヶ崎克馬先生講演会資料 「内部被曝ー放射線の脅威を科学的に見る必要性と隠された歴史ー」