エートスプロジェクトというチェルノブイリの事故の後に立ち上げられたプロジェクトがあって、Radiophobia(放射線恐怖症)のためのプロジェクト。
エートスプロジェクトというのは、住民と科学者の信頼が損なわれ、住民とメディアの信頼が損なわれ、住民が政府と科学者の言うことが信じられなくなって、怖い怖いと住民が危惧するようになりました。それをなくしていきましょうというプロジェクト
日本ではJAEA(独立行政法人 日本原子力研究開発機構)がエートスプロジェクトとして、原発事故の前に紹介している資料がありました。
福島エートスはチェルノブイリのエートス・プロジェクトに沿った形で、住民の方々で決めましょう、判断していきましょうということで、いろんな科学者やいろんなジャーナリストを呼んで、講演会を開いて、住民の方々で話し合おうというものでした。しかし、福島エートスの中で住民の方々の前に登場する科学者が、例えば、放射線安全フォーラムの方だったり、放射能は安全ですよ、10μSV/hでも、年100mSVまで大丈夫ですよという方ばかりなのです。
そして、双葉町の井戸川町長のもとに、半谷輝巳氏(放射線安全フォーラム)が現れたそうです。
「放射能で死んだ人が誰もいない、避難生活で死んでいる人のほうが圧倒的に多いから、放射能の実害なんてないんだから、除染もしなくていい、心配しないで暮らそうよ」
「神社とかお墓を大事にしましょうよ」
「放射能で死ぬことはないから、放射能で死んだ人がいないんだから、くよくよせずに、神社をみんなで守って、こういう違う方向に気持ちを切り替えて前向きに生きるべきだと説得していきました」
こういう話をされていき、違う角度に振ろうとしていると感じたそうです。
「今一番怖いものは放射線や放射能ではなく、心の病気ストレスです。欧米人のリスク処理は、リスクを栄養に置き換えて戦っていきます。日本人、東北の人の処理の仕方はひたすら吸収して、吸収しきれないと、どこかに押し付けます。それは村八分につながるから、そういうリスク処理ではなく、鎮守の森や神社を大切にしよう」
(半谷氏の資料より。おしどりマコさんの解説)
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