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過去記事です。

沖縄県宮古島における学校給食の放射性物質検査の実態

学校給食のお話。
学校給食の検査はなぜまるごとが多いのでしょうか…




放射性物質の検出なし/学校給食
2012年12月19日(水)  宮古毎日新聞



県教育委員会による学校給食モニタリング事業は、県内12カ所の市町村立学校給食調理場と2カ所の県立学校給食調理場の計14カ所が対象。検査方法は、対象調理場から収集した1週間分の給食を牛乳と一般給食に分け、浦添市の県環境科学センターで牛乳と、1食分全体をミキサーにかけたものを測定し、セシウム134とセシウム137の有無と量を確認している。

遠く沖縄県でも検査をするという姿勢は素晴らしいです。
東京の一部ではすでに原発は収束をしていて、汚染された食品は流通していないんだというお役所の職員までいるのに…

しかし、検査しているのは、牛乳と一般給食ということ。1週間分をまとめてミキサーに掛けるまるごと検査です。まるごと検査は汚染されている食品がどれかを特定できず、薄く広く汚染してしまうという特徴があります。

一番の理想は、食材ごとの検査!

無理ならば、一番消費が多いお米だけでも分けて欲しいです。おかずは沖縄県なので、地産地消で行きましょう!でも、海産物とキノコ類はきっちり検査して欲しいです。




平良学校給食センターでは、調査第1回目は11月26日から同30日までの1週間分を12月3日に、城辺学校給食センターは12月3日から同7日までを同10日に回収し、実施された。そのほかの対象施設でも同時期に測定が行われたが、いずれも放射性物質は「検出せず」と判定された。「検出せず」とは、牛乳の場合新基準値1㌔㌘当たり50ベクレルの5分の1である10ベクレル以下、一般食品は新基準値1㌔㌘当たり100ベクレルの5分の1である20ベクレル以下だったことを示している。


牛乳の10ベクレル。これは高すぎる数値です。
ドイツ放射線防護協会は子どもは4Bq/kg以下にするべきだとしています。管理人個人は1Bq/kgでも体の中に入れてほしくないです。それを考えるとこの数値は高いのです。

また、食品の20ベクレル。
この数値も高いです。一部に放射性物質が高い食品があっても混ざってしまうと20ベクレルの数値はなかなか超えません。これでは、被曝してくださいと言っているようなものなのです。

検出限界値の20ベクレルは、20ベクレル以下はND(不検出)と表記され、0~19ベクレルのどの数値を表しているのかはわからないということになります。汚染されているのかいないのかがはっきりとわからないので、検出限界を下げるべきなのです。

内部被曝の影響・外部被曝の影響。放射性物質の影響は、現在でもその影響ははっきりとしていません。そういう状況でできることは、できるだけ汚染されている食品を食べないようにするという予防が一番なのです!!






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