福島県の小児甲状腺がん3人確認の話とトリチウムなどについて
【内部被ばくについて2月17日版①】内部被ばくについて2月17日版を始めます。先週2月9日~11日は外出のためお休みしました。今日は福島県の小児甲状腺がん3人確認の話とトリチウムなどについて。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月16日
◆福島県の小児甲状腺がん
【内部被ばくについて2月17日版②】福島県県民健康調査検討委員会が2月13日、福島県で昨年9月に1人小児甲状腺がんの子どもが見つかったことに続き、新たに2人の患者が発見されたことを報告。他に7名が疑いがあるとされている。福島民報minpo.jp/news/detail/20…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月16日
【内部被ばくについて2月17日版③】福島の小児甲状腺がんの3名について、福島県立医大の鈴木真一教授は「甲状腺がんは最短で4~5年で増加したというのがチェルノブイリの知見。(事故後1年半から2年の)今の調査ではもともとあったがんを発見している」とし福島第一原発事故による影響を否定
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月16日
【内部被ばくについて2月17日版④】鈴木真一教授が言う「甲状腺がんは最短で4~5年で増加したというのがチェルノブイリの知見」はデマ。4~5年後はピーク。原発事故の翌年から患者が増加。ベラルーシにおける大人と子どもの甲状腺がん発症数twitpic.com/c3qwei
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月16日
ベラルーシ共和国ゴメリ州における小児甲状腺がん登録 Bel CMT国家がん登録 1985年から1998年。出典:山下俊一 チェルノブイリ原発事故後の健康問題 2000年2月29日 twitpic.com/c4dhtm
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月16日
【内部被ばくについて2月17日版⑤】ベラルーシでの小児甲状腺がん発症数は事故以前は年間0人~2人。それが原発事故があった1986年に2人、1987年には4人に、1988年には5人、1989年には7人、1990年には90人になっている。twitpic.com/c3qwei
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月16日
【内部被ばくについて2月17日版⑥】県民健康調査検討委員会座長だった山下俊一「にこにこしていれば放射能は来ない」「100ミリシーベルトまでは健康に影響はない」と言う。彼は2000年ベラルーシ共和国ゴメリ州での小児甲状腺がん登録数を報告aec.go.jp/jicst/NC/tyoki…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑦】山下俊一が2000年に報告したベラルーシ共和国ゴメリ州における小児甲状腺がん登録によれば原発事故があった1986年に1人、87年には4人に、88年には3人、89年には5人、90年には15人に増加。twitpic.com/c4dhtm
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑧】山下俊一も鈴木真一も、小児甲状腺がんの患者が爆発的に増えることを知っていながら、「にこにこしていれば放射能は来ない」「もうヨウ素131はないから小児甲状腺がんの危険はない」と言ってきた。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑨】県民健康管理調査検討委員会の資料におかしな図面がある。24ページヨウ素131の拡散シュミレーション pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanr… 明らかに福島県だけになっている。国立環境研究所radiationexposuresociety.com/archives/2486
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
県民健康管理調査検討会資料 ※甲状腺線量:放射性ヨウ素による 甲状腺預託等価線量 |
国立環境研究所 |
【内部被ばくについて2月17日版⑩】小児甲状腺がんを発症する危険性があるのは、何も福島県だけではない。それをあえて福島限定にするデマキャンペーン。関西、九州に避難された東北、関東の子どもや大人からも甲状腺の異常が発見されている。radiationexposuresociety.com/archives/2486
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑪】少なくとも、この高濃度にヨウ素131の攻撃を受けた地域の子どもや大人が無料で甲状腺エコー検査を受けられるようにするべきだ。原発災害 子ども・被災者支援法は適用されるべきだ。大阪弁護士会意見書 osakaben.or.jp/web/03_speak/k…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑫】また福島はチェルノブイリの10分の1などというデマは止めてほしい。チェルノブイリと同程度の放射能プルームが出ている可能性がある。田代ヤネス和温「チェルノブイリの雲の下で」技術と人間社(絶版)のデータを紹介しよう。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑬】同書p.224「ソ連政府の報告書によると人口4万5000人にプリピャチ市(チェルノブイリ原発がある)の放射線量は4月26日からしだいに上がり、27日午前7時には1時間あたり180~600ミリレム」=1800~6000マイクロシーベルト/時
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑭】参考100ミリレム=1ミリシーベルト=1000マイクロシーベルト。そして昨年9月21日になってやっと発表された2011年3月12日午後3時双葉町上羽鳥の空間放射線量は1590マイクロシーベルト/時yomiuri.co.jp/science/news/2…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
http://megalodon.jp/2013-0217-1915-36/www.yomiuri.co.jp/science/news/20120921-OYT1T01229.htm
このリンクは読売新聞のニュースの魚拓です。
【内部被ばくについて2月17日版⑮】プリピャチ事故翌日1986年4月27日午前7時1800~6000マイクロシーベルト/時。福島県双葉町上羽鳥2011年3月12日午後3時1590マイクロシーベルト/時。ちなみにこれは1号機が爆発する直前である。爆発は15時36分。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑯】東北、関東に生きるわれわれは被ばくしたのだという現実を受け止めることから対策を始めるべきだと思う。次つぎとうそだけが明らかになっている気がする。現在でも0.23マイクロシーベルト/時を越える地域に住まわれている方を避難できるよう国を動かすべき
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
◆トリチウム
【内部被ばくについて2月17日版⑰】福島県の水道水からトリチウムが検出されている。これは昨年5月21日に公表されている。危険だと思うのは1ベクレル/Lを越えるトリチウムを検出されているところがあちこちに。三春ダム湖心(表層)1.6 radiationexposuresociety.com/archives/2574
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑱】大気圏内核実験のトリチウム濃度のデータとしては、阪大の菊地正士教授が1953年に測定した、神戸市の雨水 0.777ベクレル/L(6.5±0.4TU=約21pCi/l)があります。0.8前後は大気圏内核実験以前から雨として降ってきているかも。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑲】しかし、政府や福島県は「平成14年度に実施したトリチウム調査結果と比較し測定値が変動した地点が認められたものの、平常時の全国データの範囲内であった」だから大丈夫と。1.6が平常時の値であるわけがないradioactivity.mext.go.jp/ja/contents/60…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版⑳】環境放射線データベースで2009年の水道水中のトリチウムの濃度を調べてみました。恐ろしいことに原発周辺の福井県の水道水は軒並み1.0を越える。大飯町は1.5ベクレル/L。radiationexposuresociety.com/archives/2574
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版21】原発は通常運転中もトリチウムを環境中に放出。100万KWe加圧水型原子炉(PWR)は年間にトリチウムを約29.60兆ベクレル放出。沸騰水型(BWR)だとこれより少ない。トリチウムの環境動態坂上正信jasosx.ils.uec.ac.jp/JSPF/JSPF_TEXT…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版22】トリチウムはミトコンドリアに変異を引き起こしてガンを発症させる、と言われます。ヘレン・カルディコットさんの講演より「トリチウムはどんなフィルターでも濾過できないので、気体や水と一緒になり流出されやすい」
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版23】ヘレン・カルディコットさんの講演より「年間に少なくとも1360キューリー(5000万ベクレル)のトリチウムが平常運転している原子炉一基から放出されているという研究結果がある」
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版24】ヘレン・カルディコットさんの講演より「トリチウムの出すβ線は遠くまで貫通しないが、逆にそれは付近の細胞に吸収されやすいという事を意味していて突然変異誘発性がとても高い。」
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版25】ヘレン・カルディコットさんの講演より「動物実験の結果、トリチウムの被ばくにあった動物の子孫の卵巣に腫瘍が発生する確率が5倍増加した。さらに精巣萎縮や卵巣の縮みなどの生殖器の異常、脳の縮小、精神遅滞、脳腫瘍」
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版26】結論として、もうこれ以上宇宙線によって自然できるトリチウム以外にトリチウムを作ってはならない、ということ。岐阜県の核融合科学研究所が2015年にも核融合実験を行うという。反対署名。blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
2月20日が締め切り!!
【内部被ばくについて2月17日版27】お父さんのための真面目な放射能の授業 in 春日部 2月23日(土)17時radiationexposuresociety.com/archives/2367 会員限定学習会2月23日(土)12時radiationexposuresociety.com/archives/2447
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
【内部被ばくについて2月17日版28】六花【お願い】統計のデータ作成のため、血液検査をされた方からのデータの提供をお願いすることになりました。rokkkka.blog.fc2.com/blog-entry-9.h… これで2月17日版を終わりにします。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 2013年2月17日
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