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過去記事です。

ラチェット条項とは? TPPに盛り込まれる見えない罠

TPPの中身はマスコミでは殆ど語られません。
さまざまな危険要素が一緒になり、悪い方向に進みます。

ここでは、ラチェット条項について記します。
聞いたことある方はいるでしょうか…



TPPの中身について、アメリカの政府高官は、
「米韓FTAを見てくれ」
「TPPで議論してることは、すべて米韓FTAに盛り込まれている」
「TPPは、米韓FTAの貿易自由化のレベルをもっと強めたもの」
と言っています。


管理人が見つけた、米韓FTAについても言及している本は、
「TPP すぐそこに迫る亡国の罠 三交社 郭洋春著」です。

TPPすぐそこに迫る亡国の罠


ラチェット条項とは一体何なのでしょうか。
「TPP すぐそこに迫る亡国の罠」から引用します。


「一旦決めた約束は、反故にできない」「後になって見直したいと思っても、それが許されない」という規定です。

TPPを締結した国が、何らかの事情により、市場開放をし過ぎたと公開しても、後の祭り。規制を強化し直すことが許されない規定なのです。



さらに、

 締約国が、後で何らかの事情により、市場開放をし過ぎたと思っても、規制を強化することが許されない規定なのだ。このラチェット規定が入っている分野をみると、例えば銀行、保険、法務、特許、会計、電力・ガス、宅配、電気通信、建設サービス、流通、高等教育、医療機器、航空輸送など多岐にわたる。どれも米国企業に有利な分野ばかりである。

加えて、今後、韓国が他の国とFTAを締結した場合、その条件が米国に対する条件よりも有利な場合は、米国にも同じ条件を適用しなければならないという規定まで入れられた。


ルールの変更は一切許されないということですね。
日本側の変更は許されなくても、アメリカ側の変更は許される気がしてしまうのは、管理人だけでしょうか…

それの懸念材料がコチラ
TPPで言われている輸出業のメリットについて、米韓FTAの事例から学ぶ!登場するのは「スナップバック条項」
ラチェット条項があるにもかかわらず、韓国企業がアメリカ国内で儲けを出すと関税が復活してしまうということが起きています。アメリカ企業の裁量にかかってくるといっても過言ではありません。





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