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過去記事です。

TPP交渉で例外品目は勝ち取れません。すべての品目を交渉に載せることに日本は同意しています。

まもなく、TPP交渉に参加することになる日本。
例外項目が…なんてメディアでは言っているけど、その交渉自体させてもらえないというお話です。

TPPが民主主義を破壊する!



日本に「再交渉、蒸し返し認めぬ」…TPPで米
読売新聞 7月18日(木)23時25分配信

【ワシントン=岡田章裕】米通商代表部(USTR)のフローマン代表は18日、オバマ政権の通商政策について下院歳入委員会で証言した。

環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への日本の参加問題を巡り、「(まとまった交渉文書の)再交渉も、蒸し返すことも日本に認めない」と述べ、日本が23日に正式参加しても交渉を遅らせない考えを強調した。年内に妥結するという目標も、「野心的だが、実現可能だ」と堅持する姿勢を示した。

日本は関税撤廃の例外を何とか交渉しようとしているけど、こうもあっさり一周されています。理由として、アメリカはTPPの交渉を年内に終わらせたいのです。しかし、3年、18回かけて行われている交渉も、思うように進んでいないのが現状です。



日本からコメなどの農産品で関税撤廃の例外を求める声が出ていることについて、「事前には、いかなる例外も認めていない。日本はすべての品目を交渉対象とすることに同意していることが重要だ」と指摘した。

最終更新:7月19日(金)1時54分

これはかなり重要な発言。
日本がTPP交渉に参加するために、すべての品目を交渉対象することに同意しているというのです。だとしたら、日本側はすでにすべての品目を交渉対象にしますとアメリカと同意しているわけで、例外、例外とさかんに日本のメディアが報道しているのは、知らないのか、知っていてのパフォーマンスかどちらかということになります。


◆日本の例外項目が絶対に認められない理由


1.交渉のスピードを上げたい

年内にTPP交渉妥結を目指すアメリカにとって、交渉全体のスケジュールが遅れているのに、最後に入ってきた日本に時間を割くはずがありません。

2.日本がTPP交渉に参加するにあたり、すべての品目を交渉対象にするということに同意している!!


「事前には、いかなる例外も認めていない。日本はすべての品目を交渉対象とすることに同意していることが重要だ」という米通商代表部(USTR)のフローマン代表の発言から、日本にはすでに交渉の余地が一切ないことがわかります。

過去記事です。こちらもどうぞ。
TPPに日本が参加する条件は、「すべての品目を交渉のテーブルに載せる」ということ。


それでもまだ、例外を獲得できると思いますか??

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