TwitterやFacebookなどでUFOキャッチャーだとか一度ぶつかれば終わりだという意見をちらほら見かけます。
実際にどのような作業が行われる予定なのか、東京電力が発表している映像や資料を元に見て行きたいと思います。
(2013.11.5追記しました)
◆東京電力映像アーカイブ 燃料取り出しの工程
4号機使用済燃料プールからの燃料取り出し-東京電力映像アーカイブ
こちらは映像のアーカイブ。
管理人があまりにも間違っていて、驚いたことが一つ。
4号機使用済燃料プールの燃料取り出し作業-東京電力映像アーカイブより |
管理人はよくよく資料も見ないで、想像だけで、燃料棒を裸のまま取り出し、共用プールに移すものだと思っていました。
しかし、映像を見ても分かる通り、燃料プール内でキャスクに格納し、キャスクごと移動するという形をとっています。こんなことも知らず、お恥ずかしい限りです…
ただ、作業の最中に地震など万が一のことがあります。
注意していきたいです。
◆福島第一原子力発電所 4号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて
ここで資料に目を移します。
福島第一原子力発電所 4号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて-東京電力
資料は28ページあります。
画像があり、見やすい資料となっています。
◆建屋の損傷は目視でチェック
建屋の損傷は目視でチェックし、損傷がないことを確認したとのこと。
そして、非破壊検査は年4回…
ここは東京電力さんに直接お聞きしたいところですね…この検査頻度で建屋は万全なのか。
◆使用済燃料プール内の作業
使用済燃料プール内でキャスクに移す作業が行われます。
燃料をクレーンではさみ、使用済燃料プール内でキャスクに移し、キャスクごと共用プールに移していきます。
◆クレーンについて
クレーンのところは目を凝らして読んでも、正直なところわかりません。
当然、ボク達が想像するものよりも、ずっと高性能なものを使用しています。
ただ、これが横揺れや縦揺れにさらされた時、落とさなくても、どうなるのかという不安は残ります。
◆キャスクについて
資料を一通り目を通したのですが、なぜかキャスクの詳細な画像がありません。工程の一環として、使用済燃料プール内にある画像と輸送プロセスの小さな画像のみ。
クレーンとともに作業の重要な部分を占めているので、どういうキャスクを使うのかを知りたいですよね(-.-;)
◆おしどりマコさんの情報
福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールの燃料取り出し作業は2014年の11月まで行われます。、7月8月はクレーンの点検があります。昨日も大きく揺れる地震がありました。いつまた地震が起きるのかわからないので、ガソリン満タンにして、食料を積んでいる人もいるようです・・・
◆ハッピーさんのツイを見て、新たな局面を知る。
続4:確かに4号機の使用済み燃料は1533本で他号機より多い。でも1号機に392本、2号機に615本、3号機に566本の使用済み燃料が燃料プールに残ってて、これはまだ具体的にどう取出すか決まってないんだよね。オイラはこっちの取出しの方がよっぽど被ばく量も多いし、大変だと思うでし。
— ハッピー (@Happy11311) November 2, 2013
原発が稼働していれば、当然使用済み燃料ができます。
これがそれぞれの建屋の使用済燃料プールに移されるのは当然のことです。
何はともあれ、11月8日からは、ニュースだけでなく、東京電力のホームページも常にチェックするようにしていきたいです!!!
参考:
ハッピーさん https://twitter.com/Happy11311
おしどりマコさん https://twitter.com/makomelo
チェックするべし!:
脱ってみるデイリー http://daily.magazine9.jp/m9/oshidori/
東京電力:http://www.tepco.co.jp/index-j.html
https://twitter.com/TEPCO_Nuclear
-追記(2013.11.5)-
福島原発4号機、実証試験を追加 燃料取り出し延期へ-47NEWS
11月5日早朝に福島第一原発の4号機使用済燃料プールから燃料を取り出す作業を延期するというニュースが舞い込みました…
本当に延期するのか、もともとの日程で作業するのか…
もう少し情報収集を続けたいと思っています。
記事が良かったなと思ったら、拡散していただけると嬉しいです( ^o^)ノ
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