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過去記事です。

東電本社前連続抗議行動ー1年1か月もの間ずっと声を上げ続けてきた人




東電本社前で抗議を続けていた人がいました。
ボクがその方を知ったのは、先週東電前を散歩していた時。マイクを持って、東電本社に向かい抗議をしていおりました。

抗議をしていた男性の名前は山本正義(ハンドルネーム)さん。






新橋駅から歩いて約10分のところにそびえたつ東電本店の建物。その建物から道を挟んだところで1年と1か月。ずっと抗議の声を上げ続けておりました。






ボクたちは山本さんの抗議が本日で最後だと聞き、いてもたってもいられずに東電本店前に行きました。

到着したのは18時過ぎ。東電の社員も帰宅する時間です。本店の建物から続々と社員が出てきていました。その表情は、かの大事故を起こした企業にもかかわらず、ほのぼのとしており、一切の危機感を感じませんでした。

抗議の様子をずっとUstreamで配信し続けていました


Video streaming by Ustream


山本さんがこういった抗議活動を始めたのはチェルノブイリ事故が起きたあと。

山本:
「あの時に原発がとめられていたら…」

寂しそうに語っておりました。自分のことをうまく表現するのが苦手なのか、あまり自分のことを話したくないのか、言葉少なくそう語りました。

3.11以降は様々なデモ活動に参加しましたが、本社前で声を上げるようになったのは6月になってから。その時から、2012年7月27日までの1年1か月かん。毎週水・木・金曜日の夕方にこの位置で声を上げ続けていました。

山本:
「みんな無反応ですよ」

山本さんの話はとても冷静で、事故が起きてからどのようなことが起きているのか、これから何が起るのかを淡々と話しておりました。ものすごい情報量であるし、わかる人がこの話を聞けば、心を揺さぶられるものです。しかし、東電本社から出てきた人は、その話に耳を貸すことなく、素通りしていきます。

終了の時間が近づき時を気にしている様子

山本:
「女性の拍手があった」

こういう風に反応が来ることもあったようです。

終了後の片付けの様子

山本さんの活動は休止と表現しています。理由はバッテリー切れ。ただ、この東電本社前連続抗議行動はいったん休止するけれど、抗議活動は続けていくとのこと。次の予定を聞くと、

「8月6日に広島に行きます」

と語りました。


TwitterやFacebookなど、大半の情報はネットで手に入るようになりました。しかし、こうして小さいけれども声を上げ続けている人がいることを覚えておきたいですし、また全国でも同じように声を上げ続けている人がいるのではないでしょうか。





「残念でしたね。東電を動かすことはできなかった。人の心を動かすことはできなかった」








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