原子力規制委員会の呆れた実態
慶應義塾大学経済学部教授の金子勝氏の田中俊一氏に対する連続ツイートを紹介。この原子力規制委員会人事を通してはなりませんし、福島第一原子力発電所の事故の反省を、国は何も踏まえていないことの証明でもあると思います。
【インチキ所信表明1】田中俊一氏の国会での所信表明。さっそく40年廃炉ルールは「機械的に適用するわけではない」と発言。規制委が「厳しいバリアーになる」というが、嘘反省の人がバリアになるはずがなく、40年廃炉ルールは空洞化する事は確実。 goo.gl/q5Q8G
— 金子勝さん (@masaru_kaneko) 8月 1, 2012
【インチキ所信表明2】田中俊一氏は大飯原発3,4号機について「活断層があるとなれば、当然止める」と発言。が、破砕帯調査は原子炉メーカー三菱重工の系列企業「ダイヤコンサルタント」、大飯原発建設時と同じ企業です。自分で自分の間違いを認める?goo.gl/yTIhj
— 金子勝さん (@masaru_kaneko) 8月 1, 2012
この点で気を付けないといけないのは、「活断層があるとなれば、当然とめる」と田中俊一氏は発言しています。しかし、冷静に考えてほしいのです。一見、これはまともな意見を言っているように思えますけど、実際には、活断層も調査しないで再稼働した関西電力の件には何も触れていないのです。
【インチキ所信表明3】田中俊一氏はじめ規制委員候補4人が原子力関連団体からお金をもらっていました。原発マネーで皆「お仲間」ですから当然。そもそも原子力ムラから規制委員を選ぶこと自体が問題。goo.gl/KKYydgoo.gl/2mlBt
— 金子勝さん (@masaru_kaneko) 8月 1, 2012
原子力を推進する側にいる人間が、原子力規制委員会に所属するということは、泥棒が泥棒を警備しようというもの。そんなものがあてになるはずがありません。