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過去記事です。

福島産ミズダコが東京と愛知に流通する


<福島産タコ>築地で初取引(毎日新聞)



東京都中央卸売市場(築地市場)で2日未明、福島県相馬市沖で取れたミズダコが取引された。原発事故後、福島県の魚介類が関東に入荷されたのは初めて。









東日本大震災:福島第1原発事故 ミズダコ210キロ出荷 震災後初、東京と名古屋へ /福島
毎日新聞 2012年08月02日 地方版

県漁連は1日朝、相馬市沖の試験操業で30日に捕獲したミズダコ計210キロを東京と名古屋の大消費地向けに出荷した。原発事故後、福島産の魚介類が福島・宮城県以外で販売されるのは初めて。2日に東京都中央卸売市場(築地市場)と名古屋市中央卸売市場(本場・北部市場)で取引され、流通する。

30日の漁で捕獲・出荷されたのは、ミズダコの足が1722キロ、頭が427キロ、シライトマキバイ(ツブ貝)は306キロ。放射性物質の検査結果は生と加工品のいずれも、不検出(検出限界値は1キロ当たり5〜7ベクレル)。

この日、松川浦漁港の相馬双葉漁協で加工品が仲介業者に引き渡され、トラックに積み込まれた。タコの足は東京の3社に計110キロ、名古屋の2社に計100キロ出荷された。

県漁連は、大消費地の反応を確かめて魚種の拡大などを検討する。【高橋秀郎】

同じ毎日新聞の記事。こちらには詳細が載っていたので、転載。

最初の記事には記載がなかったが、
東京都中央卸売市場(築地市場)にはタコの足。東京の3社に計110キロ
名古屋市中央卸売市場(本場・北部市場)には2社に計100キロ

東京だけでなく、さりげなく名古屋にも届いているという事実!!

放射性物質の検査結果については、
「全量検査したのか」
「検査した機関と検査した機械」
などの情報の記載をしてほしかったです。




50キロを仕入れた卸会社「東都水産」にはタコを買い求める仲卸業者たちが集まり、検査証明書を確認しながらタコの品質を見極めた。相場価格の2割増しで買った仲卸業者の小野塚通さん(60)は「相馬のタコは身が締まっていて上物。安全という検査結果がちゃんと出ているので問題ない」と話した。

東都水産では朝までに完売した。販売担当の石原隆之さん(57)は「震災前も福島は重要な取引先だった。これから安定的に入荷できるようになれば客も戻ってくると期待している」と話した。

取引されたタコは今後、首都圏の鮮魚店などで販売される。【町田結子】(毎日新聞)


初めの記事に。

「安全という検査結果がちゃんと出ている」
本文中ほどの記事によると、「検出限界値は1キロ当たり5〜7ベクレルで不検出」と言っているだけです。こういった安全神話をさりげなく入れてくるあたりはにくいです。

取引されたタコは首都圏の鮮魚店で販売されるとのこと。これは今後注意が必要です。









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