県は28日、横瀬町北部の山林で採取された野生キノコのウズハツから、一般食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)の2・4倍に当たる同240ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県は同町産の全ての野生キノコを対象とし、同町とちちぶ農業協同組合(JAちちぶ)に対し出荷と販売の自粛を要請した。県内の農林産物が新基準値を超えたのは今シーズン初めて。 県によると、同町内の男性が26日に、このウズハツを採取した。社団法人「農林水産・食品産業技術振興協会」のホームページによると、ウズハツは夏〜秋に広葉樹に生え、傘の表面に渦巻き状の模様があり、淡黄褐色をしているのが特徴だ。 野生キノコは、放射性セシウムを取り込みやすく、昨年度の調査でも暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下回っていたが、3検体が新基準値を超えていた。生産管理されている原木シイタケなどからは、これまで基準値を上回る放射性セシウムは検出されていない。【木村健二】 |
内部被曝から防護するために、こういった食物の特徴を掴んでおくのもとても重要になります。
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