文部科学省の放射線副読本へのコメントと呼吸による内部被曝について。
11月25日川根眞也先生の内部被曝に関する連続ツイートまとめです。
【内部被ばくについて11月25日①】内部被ばくについて11月25日版を始めます。今日は文科省の副読本「知ることから始めよう放射線のいろいろ」へのコメント。呼吸器による内部被ばくについて。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
◆文部科学省の放射線副読本について
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/attach/1313004.htm
【内部被ばくについて11月25日②】日本に生きる子どもたちにとって、放射能からどう健康を守るのか、は非常に大切な課題。そのために放射線の基礎知識が必要。日常生活に役立つ知識と結びつかないといけない。副読本の根本的な欠陥その1。ヨウ素131もセシウム134、137も出てこない。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
【内部被ばくについて11月25日③】副読本の根本的な欠陥その2。ストロンチウム隠しの文科省なら当然だけれど副読本にはストロンチウムもプルトニウムも出て来ない。魚からもストロンチウムが検出されているのに。環境省水生生物放射性物質モニタリングenv.go.jp/jishin/monitor…
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
http://t.co/os2UjWaV(PDFファイル)
【内部被ばくについて11月25日④】放射線について学ぶなら、どんな食べ物に放射性物質が濃縮しやすいか、を学ぶべき。きのこ、山菜、現在では底魚などが放射能汚染されていることを学ぶべき。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑤】副読本の根本的な欠陥その3。東京第一原発が引き起こした放射能汚染マップを掲載していない。文科省が航空機モニタリングを発表したのが11月。マップを載せてほしい。radiationexposuresociety.com/archives/713 この現実から考えることを出発すべき。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
文部科学省がこれまでに測定してきた範囲(改訂版)及び岩手県、静岡県、長野県、山梨県、岐阜県、及び富山県内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計 |
【内部被ばくについて11月25日⑥】副読本の根本的な欠陥その4。放射線・放射能の歴史は発見者の業績しか載せていない。エジソンの助手ダリーやキュリー夫人自身が放射線被ばくにより、両手両足切断(ダリー)、急性骨髄性白血病(キュリー夫人)で亡くなったことを書く必要がある。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑦】副読本の根本的な欠陥その5。「がんのいろいろな発生原因」でがんになるのは放射能の影響ばかりではないと刷り込む。できるだけ放射線を浴びないことが大切とは書いていない。放射能でさまざまな健康被害になりうる。radiationexposuresociety.com/archives/1933
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑧】副読本の根本的な欠陥その6。放射線の医学や農業(遺伝子組み換え!)工業での利用については書いてあるが原発労働者やX線技師の放射線防護の基準については何も触れない。なぜ原発労働者は防護服を着るのか?なぜX線技師は鉛入りのエプロンをつけるのか?
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑨】副読本がもし子どもたちの放射線防護教育のために作られているなら放射線管理区域の説明があるべき。これ以上浴びたら危険と言われている基準も。原発労働者は1年あたり50ミリシーベルトを越えてはならず5年間合計で100ミリシーベルトは越えてはならない
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑩】ちなみに日本政府は20ミリシーベルトまで住民を帰還させようとしている。5年間いただけで100ミリシーベルトになりかねないところ。6年以上いたら100ミリシーベルトを超える可能性がある。こういう場所で子育てをしていいのか?棄民政策ではないか。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑪】文科省の副読本は「これくらいの放射能は安全です」という精神に貫かれ、放射線防護教育にほとんど役に立たないもの。補足する資料をたくさん用意して授業を準備する必要がある。残念ながら原発事故は収束しておらず将来事故作業を仕事とする子どもたちもいる。
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 24, 2012
◆呼吸器による被曝について
【内部被ばくについて11月25日⑫】呼吸器による被ばくについて。食べ物より呼吸器による内部被ばくの方が数段深刻である可能性がある。福島県農業総合センターでの実験。大根そのものは不検出だったのに、軒下で干したら3421ベクレル/kgになったradiationexposuresociety.com/archives/2176
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 25, 2012
http://www.radiationexposuresociety.com/archives/2176
【内部被ばくについて11月25日⑬】福島県のあんぽ柿も高濃度に放射能汚染されている。これは空気中に放射性物質のチリが多いことも原因となっていると思う。2012年9月でも福島市に1ヶ月で2,280ベクレル/m2の放射性セシウムが降っている。twitpic.com/bg6748
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 25, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑭】僕は除染は幻想だと思う。原発から放射性物質は出続けている。山から流れてくる。郡山市や福島市でマスクも着けずに外出するのは自殺行為だと思う。軒下で干したら3421ベクレル/kgの切干大根ができたがそれと同じ量、郡山市民の肺に入ったと考えるべき
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 25, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑮】みなさんの環境の空気がどれくらい汚染されているか実験をしてみたらどうか?干し柿は3週間でできる。最初の1週間雨にあてなければ腐らない。不検出の柿を用意し自宅の軒下で3週間干す。重量が10分の1くらいになるので多目に。市民測定所でベクレルを測る
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 25, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑯】食べ物に気をつけていても、3週間で干した柿についてセシウムの量で、自分の住んでいる環境の危険度を判断すべき。切干大根3421ベクレル/kgができるような環境は絶対に子どもが住むべき環境ではない、と思う。干し柿で100もでたら避難すべきだと思う
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 25, 2012
【内部被ばくについて11月25日⑰】これで本日の内部被ばくについて11月25日版を終わりにします。本日は桶川で講演会です。お近くの方はどうぞradiationexposuresociety.com/archives/2197 12月8日お父さんのための真面目な放射能の授業radiationexposuresociety.com/archives/2164
— しんちゃんさん (@shinchann2008) 11月 25, 2012
◆内部被ばくを考える市民研究会の声明に賛同を
声明 高汚染地帯から子ども、妊婦を始め住民を避難させよ(内部被ばくを考える市民研究会)管理人も内容を読み賛同しています。賛同される方は川根先生あてにメールを!!すると、名前がホームページに載ります。しかし、名前を載せてほしくない場合は、メールの文面にその旨を書けば名前が載りません。その点について、川根先生に確認いたしました。
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