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過去記事です。

被曝による免疫力低下の恐ろしさ―内部被曝を知る礎6

「内部被曝を知る礎」シリーズ。第6回。

今回は被曝による「免疫力低下の恐ろしさ」です。
チェルノブイリ原発事故の後、アメリカで起きた死者数の変化。そこには放射線の影響が老若男女、だれにでも起きることがわかります。子どもだから放射線に敏感だ、高齢で放射線の影響は少ないと思っている人は、この記事を見てもう一度考えて欲しいと思います。

チェルノブイリ事故前と事故後のアメリカにおける死者数の変化
チェルノブイリ事故前と事故後のアメリカにおける死者数の変化


チェルノブイリ原発事故(1986年4月26日)後、アメリカにおいて、エイズを始め、感染症や肺炎による死者が前年よりも大幅に超えているのがわかります。放射線の影響により免疫力が低下したことによるものが大きいでしょう。

また、グラフの「年齢65+」を見てください。
高齢の方は、細胞分裂の速度が遅いため影響が少ないと思われがちですし、実際に言われています。しかし、高齢になると慢性的に心臓や腎臓などに病気を抱えている方が多く、その病気が悪化して亡くなってしまうこともあります。

今は何ともないから食べてしまっているという話も聞きます。
しかし、内部被曝に関しては、今影響がなくても、その体の中で放射性物質から出る放射線で遺伝子が傷ついていっているのです。

管理人はお年寄りは気にしなくていいという意見には反対します。
誰もが悪影響を受けるので、みんな被曝しないようにしていきたいです。




参考:
矢ヶ崎克馬先生スライド


内部被曝を知る礎

この内部被曝を知る礎という連続記事は、管理人の内部被曝を知るためのパワーポイント資料を元に少し手を加えて作成しています。

1.放射性物質、放射線、放射能の違い
2.放射性物質から放射線が出る映像
3.放射性物質は集団を形成し、埃にのって飛ぶ!
4.被曝の危険
5.被曝の初期症状
6.被曝による免疫力低下の恐ろしさ
7.外部被曝はガンマ線だけでなくベータ線も影響があります
8.内部被曝とは
9.内部被曝のイメージ
10.放射線によるDNAの切断と異常再結合
11.内部被曝により異常再結合が起きた染色体の画像
12.ヨウ素を少し詳しく知る
13.ストロンチウムを少し詳しく知る
14.セシウムを少し詳しく知る
15.セシウムが取り込まれる場所
16.プルトニウムの恐怖

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